いつかどこかで ハッピネス

 56回生Tくんは今年からK市勤務、F校親玉病院で脳外科医なので機会があったら飲みに行こうと言っていたのですが、今日メールで「明日飲みに行きましょう! 秋刀魚食べたい!」と。ピンポイントで「秋刀魚」と言われたら困りますね。居酒屋「A」のマスターが言ってましたが、今年はまだまだ秋刀魚が出てない、出てても物が悪い(痩せてる)とのこと。定番でメニューに置いている店は意外に少なく、例えば冷凍の塩秋刀魚を年中出すのはK市の昼飲み天国「S」などですが流石に安上がりが過ぎます(独りなら全然構わないんですけど)。昨日訪問の「月空」にはありましたが水曜は店休。偶然の仕入れに頼って魚系の店に突入する賭けは嫌ですし。
 こういう時は結局「もりき」になるんですよね。マスターに電話したら、やはり生秋刀魚は期待するなと言われました。塩でも割と美味しいですよね、「もりき」は炭焼き場がありますし。

 本日は授業無しですのでずっとデスクワークの日なのですが、午前中は年休を取って自転車で介護施設「I」まで。往診のS先生や看護師お二人、ケアマネKさんを始めとした施設の方々と母君のベッドをぐるり囲んで説明を受けました。
 母君はご自分で手足を動かしたり寝返りを打ったりをお出来になり、ここ数日は明瞭な発音で言葉を発するのが段々難しくなってきているご様子ながら、私が耳に心地よい話題をすると手足の動きや寝返りやで反応なさるという状態。ずらり並んだ数字の意味は判りませんが、血液検査の結果はS先生曰く「◎」ということで、要は「癌以外は健康そのものということですか?」「そうですね」 やはり1日1歳、老衰のようなソフトランディングを考えておいて下さい、とのこと。小脳転移は徐々に大きくなって行く訳ですが(その他の場所にも癌が転移していく、或るいはしているのですが)、最期に激しい痙攣を起こしたり、というような症状が出ることもないでしょう、という予想でした。職員の方々からは、「亡くなる」こと、或いは母君が「亡くなった」後のこと、などお話ししてあげて下さい、と言われました。安心して逝けるように。これはちょっと抵抗があるのが正直なところですが、やはりS先生が最後に仰ったように「先ずはお誕生日まで(9/7)を目指しましょう」という状態ですので、機を逃して後悔するのは避けなければならないのでしょうね。

 昼前に職員室に入ってデスクワーク。67回生(大学1年生)が夏休みで続々と来校するののお相手を、旧担任団の先生方が。授業準備をしながら、近くで東大・京大・慶應大のトリオが英語パイセンとお喋りしているのを聞くともなしに聞きつつ、「パイセンは何を喋っても悪口に聞こえるからキャラ損だなぁ」と思い、落ち着いてじっくり耳を傾けてみたら悪口しか言ってませんでした。
 京大SKくん・慶應大SEくんとはTwitterのアカウント交換。前提として、私生活で酒を飲んだ(厳密に言えば、私が酒を飲むテーブルに同席した)相手としかフォローを許していない(でもって、その他の卒業生のプライバシーを考えてこちらからはフォローバックしない)というルールなので、SKくん・SEくんとは遠からず飲みに行かなければなりません(12/7記・SKくんとは既に飲みに行きました)。