臆病なの それとも 優しすぎるの どっちにしても

 遅めの8時に出勤し(察してね)、1・2・4~6限が授業(高1古文が5コマ)、空いている3限と昼休みとの時間でデスクワーク。7限を利用して明日の授業の板書準備その他デスクワーク、の後、17時から年内に行われるとある行事についての会議。

 で、その会議が良くなかった。私はプレゼンを聞いてそれについてコメント(意見)を言う側の立場だったのですが、プレゼングループ側の出し方が、嫌な言い方をすると「今回のプレゼン、あんまり出来は良くないって正直自覚してるんですけど、練り直しに協力して頂けるか、それとも引導を渡して下さるか、どっちになさいます?」という、煮詰める労も(手伝ってね)捨て去る決断をする責任も(引導を渡したのはそっちだかんね)、どっちも巧いこと回避したいという構えが透けるスタイルで、正直内容よりそっちに何だかな~って。
 「えっと、僕らは何をしたら良いんですか? このプレゼンは一応ででも良いんですけど完成形なんですか? 完成形として検討するんですか? それとも未完成で、このまま煮詰めていっても良いかという判定をするんですか? 煮詰めることになった場合、そちらが一旦持ち帰って再度考えられるんですか? それともこの場で僕らが煮詰める作業を手伝うんですか?」
 「先ずそれをそちらが決めて下さい」
 ……という流れを私は「スライディング」と呼ぶ。未完成か不出来かも決めかねてる素案をポンと投げ出してさあどうする今以降こっちが傷つくことがあったらそれは全てお前らの「マウンティング」だ、ってそりゃあないぜセニョリータ。

 E「……で、結局どうしたんですか?」
 私「直ぐに引導渡したよ。これは出来ない。やり直し、って」
 E「酷い!」
 私「酷くない。根拠はちゃんと説明したし、プレゼン側も薄々それが分かってた。結論が分かってる時に、如何にもこっちに誠意や優しさがあるような演出をするためだけに試行錯誤したり熟考したりする振りして時間を蒸発させるのが、不誠実なの」
 E「没って、内容がつまらなかった?」
 私「いや、面白かった」
 E「なら良いじゃん」
 私「でも、物理的に実現不可能だった」
 E「じゃあ、駄目じゃん」
 私「だから出来ないって言ったじゃん」
 E「うわ~、詳しく知りたい」
 私「学校内のことが言えるわけない。それに、抽象的に話した方が、そっちの4月からの職場(超巨大企業「R」)でも使えるかな、と」
 63回生Eくんとの飲みでは、何の行事についての会議であるのかどのような内容のプランだったのかを一切具体化せず、構造だけお話をしました。半分授業(ウエメセ・アドバイス)、半分愚痴です。
 というか、私、Eくんと飲みに行きすぎ。私は上京し過ぎだしEくんは帰省し過ぎ。そして10月の絵恋ちゃんさんライブグッズ@東京、を私に届けるはずのEくんはそれを完全に東京宅に忘れてて(2度目)ポンがコツり過ぎ。

 最初の野菜料理「B」から数えて3軒も回っちまったぜ、平日なのに。昨日は事務嬢さん、今日は63回生Eくん、明日は63回生Nくんママ、明後日は高校クラスマッチ打ち上げ。月・火・水・木と飲み会が入っとるがな。