青春はこわれもの 愛しても傷つき

 忘年会(の、ようなもの)の予定、以下。14日は昨日の日記にも書いた出張中の情報交換会、25日から28日までは上京中につき東京での飲み会です。
 13日(金) Hさん・事務嬢さん@K市
 14日(土) K塾主催有志@新大阪
 16日(月) 高3担任団有志@K市
 18日(水) 中3担当英語先生@K市
 20日(金) FKC(F校カラオケ倶楽部)@K市
 21日(土) F校公式忘年会@K市
 22日(日) 58回生@K市
 25日(水) 56回生@松濤
 26日(木) 63回生@神泉
 27日(金) 67回生@代々木
 28日(土) 65回生@池袋
 29日(日) 33回生@K市
 30日(月) 「もりき」忘年会@K市

 2限が文系東大二次漢文、帰りのSHRまでに添削。3限と4限とが高1古文『発心集』で、この授業内容は冬休み明け課題テストの出題範囲になる……「んですけど、皆さんからしたらインパクトは毛ほども無い消化試合ですよね。良いですよ、寝てても。その方が燃えますから」という前置きで授業を開始。

 さて、その高1古文、某クラスの前方の蛍光灯のうち一つがもう10日ほど切れているのに交換していないのが流石に気になりまして。授業冒頭のプリント配布の際に私が「まだ換えてないの」と呟いたら、近くでそれが聞こえたらしい男子生徒が「何かもうこれに慣れた」と誰にとでもなく。私が全く他意無く「それ、成績下がった人のテンプレ」と返したら、男子生徒本人を含め周囲が絶句で、「え、怖……」「何、何?」「今先生がね……」と波紋。え、たかがこんなので? こんなのが暴言なの?  男子くん、別に君のことを言った訳じゃないのになんでそんな顔してんの? デリケートなの? 今日日の15歳ってフラジールなの? 思秋期なの?

 有川ひろ『倒れるときは前のめり ふたたび』読了、★★★。西畠清順への批判(共感! 納得!)等の倫理、正しくて強くて、正直時々怖い(この怖さの由来を自分の内に見つめることは、やや苦しくて恥ずかしくてそして悔しいですが、これも読書の醍醐味です)。
 山川静夫『私の「紅白歌合戦」物語』読了、★★★。美空ひばりが来客の吸う煙草の銘柄を覚えて家政婦に(国産舶来問わず)揃えさせていたとか、紅白全盛期には島倉千代子レベルの歌手にもNHK社員が歌唱曲を強制出来た(地味な新曲ではなく売れた昔の曲を歌え、と恫喝)とか、些事が業界の・時代の雰囲気を想像させて面白く。