この辞書を開いて読む時、偶数ページのある側をいう。

 本日、4限に文系二次漢文(東大以外)、6限に理系東大漢文、それぞれ添削を返却したら、今年度の高3(68回生)の授業は全て終了です。昨日の文系東大の生徒諸氏と同様、2月にテスト会が(3回)ありますが、これは演習で授業ではありません。

 松本亘正『超難関中学のおもしろすぎる入試問題』読了、★★★。関東を中心とした難関校(且つ名門校というところが多かったかな)の入試問題の特徴的なものを紹介しつつ、各学校がどのような生徒を求めているのか(受験する側から言えばどんな力を涵養しておけば良いのか)というのを考える、というある意味正統派の受験本。一般向けにの読み物として総花的なものになるのは仕方がないし、結論先にありきでそれに沿う問題を集めたのではという穿った見方をされることは避けられないでしょうし、幾つかの点において「結局文化資本格差やないかい」という身も蓋もない結論が見え隠れするところも実際そうなんだから仕方ない。だからそれらについて文句は無いんです。文句があるとすれば、タイトルだけ。

 夜は「もりき」で読書独酌。今日来ておかないと、明日のHさんとの中島みゆきさんライブの後で「K市に戻って『もりき』かなぁ」という話になっちゃいますからね(折角なら、天神か二日市で飲みたいんです)。