どうせ はがれてゆくメッキなら

 著名な言語学者であられる校長先生から久しぶりに話しかけられて、ビビる。
 長「池ノ都くん、『鬼滅の刃』って、あれは本当は『滅鬼の刃』なんじゃないの?」
 私「(何のこっちゃいな)まぁ、言われましたら。えっと、『鍍金の刃』と聞き間違えないように、とか?」
 伺うところによれば、コミックスこそまだながらもアニメは全話ご覧だとのこと、アンテナの張り方が凄いです。

 授業は加藤周一「日本文化の雑種性」を高2現代文で。
 加藤周一と言えば、F校同期の47回生Oくん(理Ⅲ)が、氏の最期を担当した医師の一人だったという記憶。国語科恩師先生宛にそのことを書いた葉書が届いたのを見せて頂いたことがあります(コピーを頂いたので、センター試験加藤周一氏の問題プリントと一緒に保管しています)。12年前のことですね。まだ、誰かの死を看取ったことなど無かった時です。

 野菜は、浅漬け(白菜・胡瓜・ミニトマト・パプリカ)があったから要らないと思ったんです。野菜を使わずにどうして作ってみようと思ったのか、自分でも判りません。そして、手遊び気分で作ってみようかの、とか安易に考えた時の自分を殴りたい。
 安易に作ろうと思ったのは、先般SNSの投稿で話題になっているポテサラとやら。面倒臭い、二度と作りません。スーパーの惣菜のやつが美味しい。「もりき」のやつが美味しい。
 で、野菜を使わないポテサラとは。先ず、馬鈴薯を茹でました。鮭を焼いて解しました。マヨネーズとウスターと大蒜と黒胡椒と一緒に混ぜました。カイワレと刻みパセリとで飾りました。終わり。これ、ポテサラ?
 酒には合いました。

 1/14の「自粛御膳」。
 淡々鍋・ポテトサラダ(?)・浅漬け・小鉢3種。
 職場の「鏡開き」で売れ残っていたお餅を持って帰って鍋の〆にしました。