距離は近づいたはずなのに、夢は遠のいてしまった。

 清水ミチコの自伝的エッセイ、タイトルが『カニカマ人生論』というのは巧過ぎですね。読了はしていないのですが、読んで「あっ!」と声が出たのは12年に矢野顕子と初共演した「さとがえるコンサート」について書かれた章。神様との共演は正に幸せの骨頂、なのですが矢野さんの練習姿を間近で一目見てその才に「努力とかではなかったのでした。距離は近づいたはずなのに、夢は遠のいてしまった」。これ、もの凄く分かります。就職して国語科恩師先生の働くお姿を拝見した時に、全く同じことを思いました。

 祝日。健康に勤労できる己が身と環境とに感謝しつつ、朝から書斎でひたすらテスト(昨日の中3現代文)採点。採点から集計まで全て終わらせてしまったら解放感で深酒するのは目に見えていますので、1~2割ほどを残して終了。明日未明に書斎で仕事する分を残したら、然までは飲まずに寝る気になるでしょう、多分。

 北海道は鵡川から届いたお野菜定期便(51回生O氏)のトマトをアホほど使って鍋を作ります。湯剥きしたトマト3個と玉葱1/2個とを調味料と一緒にぶんぶんチョッパーに。これをコンソメ・煮干し・昆布の出汁に混ぜて鍋の準備。具材は鶏肉・馬鈴薯・エリンギ・キャベツ・人参・追いトマト。

 9/23の「自粛御膳」。
 トマト鍋。
 〆は余った出汁(というか、ソース)にサイコロ豆腐とチーズとを入れてレンチン。