何らかの勘違いで 俺は今冤罪を背負って

 授業が4限からなので午前中を年休にして、早朝から書斎で仕事や書き物や。台所では、昨日買ったマグロの柵を切って漬けにしたり、おきゅうとを切ったり、浅漬けの準備をしたり、夜の「御膳」の準備を。そうそう、土曜(中学入試、深夜まで採点)の夜の夕食難民はもうどうしようもなさそうなので、諦めて明日の内に作り置きを準備することにしました(面倒臭い)。
 午前中指定の宅急便が一つ、通販の冷凍ハンバーグ・餃子のセットで、これは何と青山「LATURE」のシェフが監修したジビエ料理。本店フルコースの通販などは夢のまた夢という値段ですが、こちらは少しだけ背伸びをすれば手が届きます(あ~、オツカル様とランチに行きたい!)。

 出勤後、高3フロアの添削提出・返却BOX(「添削堂主人」を僭称)を覗いたら、何年か前の外部模試を解いた解答用紙が入っていてびっくり。申し訳ないですが、実際の大学の過去問以外は添削できない旨を伝えてこれは生徒に返却。東大の国語が現在の出題形式になったのは2000年(私が入学した翌年)からなのですが、それ以降の問題を全て解いた後で、99年以前の過去問を解くか、それとも現在と同じ出題形式(分量・解答欄の形が同じ)の直近模試を解くか、悩ましいところではあるのでしょうね。私は過去問原理主義者なので、現代文を担当するにあたってはとことんまで遡って準備します……とは言っても最も古いもので75年の第一問ですし、79年の漱石近代文語文のように解かせても詮無いものも幾つかはあるのですが。勿論、解答欄の長さが違う問題を解かせるのは「手の感触」を混乱させる危険性もあるので、そこは慎重に考えないといけません。

 本日の授業は4限・6限の高3でこれは文系・理系とも東大漢文、07年の『輟耕録』はやや易の問題で共通テスト(←名称嫌)明けの二次対策リハビリには丁度良い問題です(一寸陰惨な内容なんですけれども)。
 昼休みと5限、及び6限終了後の空き時間を使って添削は全て終了させ、高3フロアの返却BOXに答案を返却。提出BOXには現代文が幾つも入っていて、この添削は明日の「夜明け前」。

 昨日の懐石「G」の思い出で、暫くは「独身侘し飯」にも耐えられます。帰宅・入浴後に自炊開始。
 メッキは2匹あるので、長ネギ・豆腐と一緒に煮付けに(今日は1匹だけ、残りはタッパー)。浅漬けとおきゅうととは準備済みのやつを皿に移すだけ。冷奴は半分に切って片方に鰹節、もう片方に刻み海苔。烏賊素麺は納豆と一緒、これにも上に刻み海苔。丼によそった御飯の上にマグロ漬け(半分)を敷き詰め、白ごま・ネギ・山葵。お盆に少しだけ隙間があったので小皿に佃煮。今日のビールはSAPPORO「黒ラベル」。日本酒は高知「南」、焼酎は「茜霧島」。

 1/21の「自粛御膳」。
 マグロ漬け丼・メッキ煮付け・烏賊納豆・冷奴・浅漬け・小鉢2種。