ダメ! 夢だけじゃ ダメ!

 起床4時、地獄か。3時間弱の睡眠ですが、癖で目が覚めたらもう眠れず、諦めてとっとと起き出したら書斎で書き物、入浴。昨日と同じく7時に学校着、まだ暗いです。

 F校入試、昨日の中学入試について、九州の2つの大手塾がホームページにて解答速報を発表しています。国語の場合、記述解答例で違いが出るのは当たり前のことですが、今年度は或る選択肢の問題(5択)で2つの塾の解答が異なっているという椿事が起きました。

 高校入試における業務の流れも昨日と同じなのですが、大きく異なるのは受験者数で中学の半分、これは採点の労苦が段違いです。

 令和3年度のF高入試国語、出典は内山節『怯えの時代』、瀧羽麻子「夜明けのレタス」、『宇治拾遺物語』『十訓抄』でした。
 粛々と採点をしたら、何という奇跡、今年は他の科とほぼ足並みを揃えた時刻に採点業務が終了しました。しかも、昨日の業務が長かったことを理由に、片づけその他の業務を他の科が引き受けて下さって国語科が先に退勤できるという、就職17年で初めてのパターン。風のように学校を出て、「もりき」でHさんと落ち合いました(必然に近い偶然の合流)。

 結局「もりき」は、平日を店休にして、土日のみ15時~20時営業という形を(少なくとも緊急事態宣言が終わるまでは)とるそう。是非是非応援しないといけません。ということで、20時の閉店まで(殆ど時間が無かったですが)の注文は、鴨ステーキや刺身などお高いものを中心に。閉店後はHさん家経由で帰宅。

 入試業務はあと数日続きます。寝る前のベッドでネットをチェックしたら、早速、F校受験者(の保護者・関係者)が自己採点結果や合格者平均点・最低点予想やの話題で盛り上がっていました。
 22時就寝。

 そうそう、丁度F校の入試期間に、日外アソシエーツという出版社から『ヤングアダルトの本 高校国語入試に出た3000冊』という本が出ました。過去15年の高校入試出典を網羅した(出題した高校と年度とまでついているという)、入試作成に携わる者なら必携の本です。9000円と高価なのですが、図書館業務を担当なさっている国語科後輩先生にお話ししたら2冊(図書館・国語科)購入して下さるということでした。私の場合、この目録に紹介された3000冊強は「今後の入試に使えない」ということです。
 今年度久しぶりに復帰した職場の時間割作成でもそうですし、暫く行けていないオツカル様とのカラオケでもそう(同じ日に同一アイティスト2曲は不可、過去に2人のカラオケで歌った歌500曲は不可)ですが、仕事でも遊びでもこういう「縛り」があると俄然楽しくなります。