五月の半ばに 一つ増える

 小学生の頃に観た『ドリフ大爆笑』のとあるコント。登場するのは文豪役の和田アキ子と、編集役の仲本工事
 恋愛小説を執筆中の和田アキ子、浮かんだ文章を口に出しながら身振り手振りで自演している内に動作が段々と大きくなり、いつの間にか隣に控えていた仲本工事をボコボコにしている、という内容だったんですけれども。今はこういうのは放送出来ないのかな、とにかく小学生の私は単純にケラケラ笑いながら観てたと思うんですが、暴れる和田アキ子が途中で「半ば」を「はんば」と発音した(台本の字が読めなかったのでしょう)瞬間にすっかり醒めてしまったのが記憶に残っています。
 芸能人だって、義務教育レベルはさぁ、とは。

 6時学校入り、2日前の文系コースの答案添削(京大・青柳瑞穂)を少しだけ。7時過ぎに用事があって高校寮に少し。後は添削の続き。1限が現代文の出題でしたが、この採点は基本的に明日に回して、午前中は京大の添削をガシガシ。これは12時までに終わらせて、生徒下校時に返却をしてもらいました。他には、第2回定期テスト(7月頭)までの時間割変更の予定案を作って印刷、職員室教員机上に配布、午後には国語科の会議。終了14時半。

 学校近くのスーパーで明日以降の食材を買い込んでから帰宅。野菜の酢漬けその他、幾つかを仕込みました。
 酢漬けに使った商品は「美味酢」という直球のネーミング、そのまま漬け酢にもなるし御飯にかけたらあっという間に酢飯に、というヘボ自炊の救世主です。行きつけの美容院「G」の店長さんのご推薦、ひとりでできないもん。

 5/22は「自粛御膳」をお休み、懐石「G」で後輩数学先生と月イチ恒例のサシ飲み。
 前菜・八寸・椀物・刺身・魚料理・肉料理・蒸物・蕎麦・デザート。
 酒類提供無し(持ち込みも不可)の時短営業、お茶だけで2時間半(17時半?20時)を過ごしました。酒代が不要な分お店に協力をと思って何時もよりコースのグレードを(店でいちばん良いものに)上げたら、質・量ともにカンスト状態(←最近覚えた言葉、使い方が合ってるかは知りません)でお腹がちとくちい。
 帰りは後輩先生の車で送迎して貰って、その後は居間で(味の記憶だけを肴に)ビールを飲みました。別腹。

 緊急事態宣言、きっと延長されますよねぇ。「G」ももし6月以降の延長が決まったら、6/1以降は宣言があけるまで店を閉めるということでした。来月分の予約はその後ということになります。