ミトンとふびん

 吉本ばなな『ミトンとふびん』読了、★★★★★。これは傑作、個人的には『デッドエンドの思い出』以来の作品だと思う……と読み進めて「あとがき」を見たら、ご本人もそう仰ってて縁を感じました。母親が亡くなった時の登場人物(とある短編の主人公)の心理、私とは全く違うものではあったんですけれども何だか判る、というかこういう風に自分で腑分け出来るもんなのねというのに先ず驚いて、つい内臓まで熟々と見つめてしまいました。

 通常出勤、共通テスト(←名称嫌……ってのをここ数日書き忘れていました)プレの監督業務。今日明日でプレ(全3回計6日間)は終了、明後日が試験会場下見(コロナ禍では事実上の「休息日」でしょうが)、土日はついに本番です。

 1/12の「自粛御膳」。
 松前納豆・あて盛り~南蛮漬け~一汁一菜。
 509蔵目・秋田「福乃友」(じさま 純米 火入れ)。
 明日から暫く(具体的には4日連続で)外飲みなので冷蔵庫の掃除。南蛮漬けは近所の魚屋のお惣菜。海鮮丼(スーパーの刺身切り落とし)のご飯は酢飯ではなく、日本酒・塩を入れ込んで炊いた白米。上からかける醤油は鹿児島「鮨匠 のむら」、そりゃ旨い。海鮮には赤出汁、具はなめこ