記憶の中から誰かの声が聞こえだす 本当はいつでも聞こえていたのかもしれない

 中学教頭英語先生から、随分前の中学入試の或る問題を問題集に収録したいという出版社からの依頼が来た、という連絡がありました(私、今年度も国語科主任なので)。私が作った問題だったんですが、その問題、19才の時にサークル(東京大学クイズ研究会)で作った問題のアレンジなんですね。そういう問題、少なからぬ回数出題していますし、ストックもあったりします。

 Twitterより1tweet140字。
 【当然ながら71回生高3は『さよなら絶望先生』を知らない。授業で扱う『世説新語』の一節に「黄絹=絶(黄絹→色糸→絶)」という言葉遊びが出てくるんですが、「甘いは砂糖」も「マジカルバナナ」も知らない生徒には説明が難しい。心底真顔で「それの何が面白いんですか?」と聞かれたら絶句ですわな。】

 授業は1限(高3文系漢文二次対策)のみで、扱った教材は前述の『世説新語』、私が作って出題した校内模試の過去問です(来週が第1回校内模試なので、国語の出題の概要を説明した後、過去問を解く授業をやりました)。2~3限の時間を使って添削。
 その後、前述のtweetに対してサークル(TQC)のJTCYさん(1期上)から「そのエピソード、確か昔サークルで出題しました」というリプライがつきまして。私、無意識裡に記憶してたりしたんでしょうか。やっぱり、サークルの影響が後々の仕事に残ってるんですねぇ。

 4限以降16時まではひたすら『合格体験記』の文章校正。その後、16時から高3理系東大漢文特講(今日は90年の韓愈を)、1時間だけ職員室で添削をしてから、答案を携えて帰宅。

 6/8の「自粛御膳」。
 ポテトサラダ・温玉モズク酢サラダ~鯖焼ブラックペッパー~一汁一菜~野菜2種。
 570蔵目・三重「酒屋八兵衛」(特別純米酒)。
 ポテサラは「肉や 一ノ劔」のテイクアウト。鯖は「進藤商店」の干物。

 詳細不明ながら大事件、飲んでいる途中で日本酒セラーが突然不調に(電源は入るものの、温度表示が消えて冷えも悪くなりました)。中身は全て冷蔵庫に緊急避難させ、取り敢えず明日業者に問い合わせることに。高額修理とか言われたら一回り大きいセラーを買い直すぞオラァ、と独りでキレ散らかしていたんですけど、洗い物まで全部終わらせた後、寝る前の未練で何度かコンセントを抜き差ししていたら何故だか直ってしまいました。何だったんでしょう。