ここは退屈迎えに来て

 13年の東大入試漢文、本文は金富軾『三国史記』。貧しく卑しく周囲からは「愚温達」と嘲られ、自分に求婚する女性を狐狸妖怪の類と誤認する程拗らせきったオッサン(母子家庭)が、突然現れた王の娘(初対面)に強引に求婚され田畑から家財道具まで一切を負担して貰う。夢。ドリーム小説のように読みたい。

 4時起床、6時学校入り。喉が掠れ気味。
 1週間前、東京から戻って5日目の朝、起き抜けの喉がガラガラだった時には血の気が引きました。痛みも発熱もなく、喉の掠れも朝風呂の途中で回復し始めたから安心はしましたが、いよいよ「乾燥」が大敵のシーズンになって来ました。何せ、居間の湿度計は29%の表示ですから。これ、喋る商売の人間には死活問題に近いですよ。

 学校では、始業前は授業準備、始業後は12346限が授業(2学年・2種類)で放課後の掃除監督まであり忙しく。合間の昼休みを利用して、自宅まで徒歩(片道20分)往復、近くの魚屋で鯖寿司、スーパーで缶ビールを購入して冷蔵庫・セラーへ。
 定時帰宅、入浴、夕食準備。

 夕食は豚コマ炒め・イカ納豆・鯖寿司を軸に。イカ納豆は、イカ素麺及び納豆1パックずつに、茗荷千切り・胡瓜薄切りを添えるのが定番に(その他、あれば山芋・ミニトマト貝割れ大根等を入れて割とボリューミーにします)。鯖寿司7切れは多かったので、5キレを自分用、残りは母君のお供えに。
 623蔵目・群馬「巖」(純米吟醸)。
 ビールは先程購入した缶ビール(キリンラガー)。一時的に瓶ビール(我が家の「三河屋さん」からケース注文)をストップしているのは、もうすぐ発売になるSAPPORO「冬物語」を待つため。既に酒屋に段ボール1箱(500ml×24本)の予約済みですが、シーズン中にもう1箱追加する予定です。自炊の回数次第ですけれども、瓶ビールの復活は恐らく年末年始頃になりそうです。