それはよほどハイカラです、宜しくない。

 そう言えば、F校、遂にiPadが全員支給(中1から高3全員、及び教員全て)。私は授業でiPadを用いるようなハイカラなことは全く出来ないので関係ない……と思ったら職員会議の紙の資料が全て無くなってiPadを使わざるを得なくなった……結果、資料を一切見なくても会議というものは乗り切れるという新たな発見がありました(人生まだまだ修行です)。
 というわけで、私のiPad、支給数年経ってもピッカピカ。そういう「iPad童貞」の目から見て、iPadでいちばん良いなぁと思ったのは授業終了後に膨大な量の板書を生徒がバシャバシャ写真に収めている姿。拡大出来るなら、視力の低い生徒の勉強にとってプラスになりましょう。で、いちばん嫌だなぁと思った(ている)のは、ICT担当の先生が会議で金(予算)の話しか出来なくなったことです。
 さて、先日、高3の授業の板書準備に出掛けた休み時間のこと。前の時限の授業(英語)の板書を撮りまくる高3生、早く板書を消して準備をしたい私。生徒「先生、板書に被ってます、ズレて下さい!」 私「あ、さーせん! 皆さんそろそろお時間ですんで写メ今の内に~……って僕、地下アイドルのマネージャー?」 爆笑(嘲笑)を背に板書を消す。

 4時起床、6時に徒歩で学校入り。定期テスト(本日の中3授業で返却)の解答プリントを印刷して、テスト返却後すぐに始める『手の変幻』解説用の板書準備。授業は4コマで、空いた時間は次の授業のプリント作成、浪人生の依頼添削(今日は京都大・東大)及び返送手続き。

 夜は二日市に出て焼鳥「月空」。日替わりメニュー(グランドメニューと別に毎日手書き印刷)の中にかしわおにぎりがある時はマスターのお母様(ということは63回生Mくんのお祖母様)お手製の炊き込みご飯があって、ということは帰りにお土産でお裾分けをいただける……とか図々しいことを考える程度には通ってるんですよ、私、と包みを抱えて機嫌良く(割かし酔っ払って)帰宅。
 酔っ払って包丁を使うのは危ないのに、胡瓜・茗荷・たくあん・岩下新生姜を刻んで、納豆・白ごまと和える。今で、録画したTV番組を消化しながら、お手製の「きりざい」を摘まみに「冬物語」で飲み直し。飲み過ぎですけれども、ちゃんと洗い物まで終わらせてから寝るんだから偉いもんじゃないですか……