よく気がきくし おいしいみつまめをつくるので

 それまで自分で買って食べようと思ったことが無かったのですが、お正月の前後にふと板付きの蒲鉾を買いました。で、そのために蒲鉾を買おうとまでは思わなかったものの、いつか何かのきっかけで買うことがあったらやってみようと思っていたのが、蒲鉾板を小さなまな板代わりに使うという平松洋子さんの本に書いてあった利用法。ちょっとした物を刻むのにわざわざ大きなまな板を洗うまでやるのは面倒という時の救世主になるんだとか。
 夕食前にお風呂に入る、その追い焚きの間にその日切っておくべき野菜・肉・薬味などを全て切っておくのがパターンになっています。で、昨日もそうしたのですが、湯船に浸かってから「やみそしる」用の茗荷1本・胡瓜1/2本の切り忘れに気づきまして、これは蒲鉾板の出番だとにんまり。着替えて刻んで、その使い勝手の良さに「おぅ!」となりました。ミニトマトを1/2にカットするとかの時もまな板は要らないな、と思いながら蒲鉾板を水洗い。

 6時起床、8時学校入り。本日は、新学期(月曜日が始業式)を控えた会議デー。超重要なことからそこまではという些細なことまで、色々なことが決まっていきます。会議は午前中で終わり、その後、担任団に所属の先生方は教室整備他の準備をなさり、それのない私のような教員は授業の準備その他の机仕事を。15時前まで仕事をしてから学校を出て、バスに乗って西鉄K駅へ。明日から3~4日分の食材を購入してバスで帰宅。
 入浴後に「もりき」マスターに今夜は宜しくお願い致しますというメール。以前からお店で話題に挙げていた新潟「醸す森」の持ち込みをお願いしたら快くOKして下さいました。開栓直後の味をマスターに評価していただいて、私と同行者(69回生Yくん)の日本酒1杯ずつ分の出費を抑えて、残った分はお店の常連さんに(話のネタとして)どうぞ、という流れです。

 既に4~5回は同席しているのですが「もりき」にお連れするのは初めて。成人式に出席するために帰省中の69回生Yくんにお声がけいただき、二人で鴨のコースを。10年で(仕入れ値高騰のため)コース料金はほぼ倍になっており、気軽には注文できないものになってしまいました(それでも、味が口コミで評判を呼び、シーズン中はほぼ毎日予約が1~2件入っているという状態です)。私は誰かに頼まれた時だけ、毎シーズン(冬の3ヶ月間)1回か2回程度という頻度(昔は、気軽に独りでつみれ鍋単品、とかやってましたが)。
 Yくんと近況を交換。大学のこと、進路のこと、それからYくんは東大進学者の中でも特に入試好き(入試の傾向・対策を分析するのが好き)な方なのでそういう方面のこと、を熟々と。始めから不安はありませんでしたが、鴨をお気に召して戴けたようで何より。因みに、「醸す森」は、マスターの中では奈良「風の森」の地位(定番を置かない「もりき」では数少ない、いつでもセラーの中に置いてある蔵)を脅かすところには及ばない様子。

 健康睡眠。