何がお前の逆鱗に触れてこうなった?

 短い期間に、政治と芸能とで、放火犯が消火命令を出すみたいなニュースが立て続けに。

 今更ながら、なぎら健壱『日本フォーク私的大全』を読んでいます。特定個人を指すつもりではないんですが、初期フォークの、歌唱力や演奏力は低いけれど詞曲雰囲気で人を惹くタイプの歌い手、仕事上における個人的な目標です。授業スキルは(そもそも学んだことすら)ない、教壇では感情の8割が「恥ずかしい」で挙動が不審になる、板書ぎっちりなのに字は下手……なのに何となく授業50分(特講なら120分)がもつ。サウイフモノニワタシハナリタイ。弾き語りならぬ「書き語り」ですね。

 4時前に起床して、書斎で文系特講の添削。20人強の少人数で、今回は120字の記述もないので楽です(2時間強の作業)。
 先日の鍋の時、小さな(1個当た40kcalの)餅5個がパックになったやつを購入して2個を余らせていました。その内1個を使って朝食に味噌汁を作成。余り野菜、油揚げと一緒にイリコで出汁を取って。

 徒歩出勤、始業前の職員室で高1・高3授業の板書準備。2限が高3文系、4~7限が高1漢文(故事成語「嬰逆鱗」)。「逆鱗に触れる」という言葉、「目上の人を(激怒させる)」という意味以外で使う人、結構居ますよね。
 7限終了後に徒歩で自宅まで往復して、ちょっとした家事と入浴と。17時50分に学校に戻ったのは、日直(18時の生徒下校放送と校内巡回)の仕事があったからです。その後、後輩数学先生の車で自宅近くの焼鳥屋「T」へ。

 夜は、後輩数学先生(高3)・先輩数学先生(中2)と3人で、既にご退職になった関西数学先生を接待しました。関西先生、ご退職後はK市のご自宅半分、旅半分、の悠々自適。今夏も、尾瀬上高地だ札幌だと飛び回られたそうで、そのお話をたくさん。今夜の店が焼鳥なのも関西先生のご希望で、北海道の漁師宿で魚介をめいっぱい堪能したので肉がよかったとのこと。F校教員、退職金と一緒に仙豆貰ってんのかってくらい、辞めたら元気になるんです。
 関西数学先生はもとより下戸、先輩数学先生はお仕事の都合で飲まず、後輩数学先生は高3の激務で少しお疲れモード(?)、ということで1軒2時間で健全に解散。私はコンビニ経由で帰宅して、ちょっとだけ飲み直してから就寝。カズレーザーと高校クイズ研究部が対決するみたいなNHKの番組を流し観してから寝た筈なんですけれども、夜中の水分補給で一度起きた時には番組の記憶がすっかり消えていました(録画も消去してました。もしかしたら、夢だったのかしら)。