〈せつなげだね〉

 森繁久彌他『親愛なる向田邦子さま』読了、★★★★。友人知人による追悼文のアンソロジー。読んでたら久しぶりに彼女のレシピの常夜鍋が作りたくなってきたので、豚肉と菠薐草とを買ってきました(生意気にも、生姜・大蒜は常に冷蔵庫に常備しているのです)。

 明日は2~6限と5コマ連続で高3の漢文の授業があるのですが、その中の2限の授業を、翌水曜日の別の先生に頼んで交換してもらいました。授業で生徒に理由を明かしたら笑われましたが、2限(9時55分~10時45分)の途中、10時から東博『国宝展』のオンラインチケット販売が始まるからです。時間割を確認して(っつか、私が作ってるんで頭に入ってるんですが)後輩数学先生の授業が無いことを確認した上で、チケット確保のための応援バイトも依頼しました。飲み会に舞台にと既に約束があるから上京を中止することはないですが、本丸である『国宝展』のチケットが取れませんでしたでは意味がありません。
 授業は4コマ、林香里の文章で中3の現代文。2019年に発表された文章、新しい!

 10/03の「自粛御膳」。
 小鉢2種〜秋刀魚塩焼き〜常夜鍋向田邦子風)。
 サーモン柵とボイル蛸の投げ売りとをコチュジャン和えにして、賞味期限が昨日切れてしまった秋刀魚と豚肉とを日本酒(今日はアンコール蔵の群馬「聖」)のアテに。向田邦子風の鍋は久しぶりですがそれ用の清酒に「あさ開」純米を180mlも使ってしまって罰当たり(家の料理酒が途中で無くなってしまったのです)。