貯金箱の中にそいつをしまった 誰を信用して 何に奮闘して この先

 本来なら半ドンの仕事を全休にして、本日は昼の12時から遊び倒します。「事務嬢さん預金」で私の人生(観)を変えて下さった事務嬢さんのご接待を夜まで。

 朝は書斎で読書、書き物。入浴後はそのまま風呂掃除、からのトイレ掃除。洗濯機を回したり、惣菜の仕込みをしたり、家事周りの仕事を幾つか。11時半過ぎに自宅にタクシーを呼び、事務嬢さんのマンション経由でK市でいちばんの懐石「G」のランチへ。
 L字型カウンターに90℃の角度で向かい合い、12時ジャストに背徳の生ビールで乾杯。今日の支払いは全て私のつもりです(何しろ1000万円の御礼なのです)。「G」は土日祝祭日のみランチ営業をやっていて、そこでは4500円のコースが出るのですが、今回は張り込んで夜と同じ8000円のコースを選びました……ら、後から決まった12日(火曜)の夜とメニューが被ってしまいました。ここのメニュー(月替わり)は計算され尽くしているので、器まで含めてほぼ全て3日前と同じ(河豚のお皿が合鴨の治部煮に変わっただけ)ですが、限りなく美味しいので私はOKですし、主役の事務嬢さんが初めてならば無問題。最初は1皿ずつ写真を撮っておられた事務嬢さん、美味しい美味しいとお酒(ビールからの日本酒、からの白ワイン)が進んでいく内にiPadの操作が面倒臭くなった(というか頭から消え去った)ご様子。写真は私にお任せ下さい。他に客が居ない空間で、公私に渡る(ここには書けない)話を3時間ノンストップで。ここで会話を詰め込んでおかなければならない理由は、次がトーク一切無しのカラオケ三昧だからです。

 「G」からタクシーで西鉄K駅近くの「ジャンカラ」へ。コロナ以来さっぱり活動が出来ていませんが、事務嬢さんと私は「F校カラオケ俱楽部」の正規メンバーなのです。歌唱力担当事務嬢さん、レパートリー担当私。誰も知らないようなマイナーな曲を歌っても許されるのは、オツカル様を除けば事務嬢さんとの会だけです。年末の上京では勿論オツカル様とのカラオケがありますので、そこで披露する新ネタ(中島みゆき小谷美紗子、他)と、私が事務嬢さんの前でよく歌えと命じられる歌(フジファブリックMONOBRIGHT、他)とを。事務嬢さんにも私から何曲かリクエスト(中島美嘉・ドリカム、他)を。勿論、アルコール飲み放題のコースです。

 「ジャンカラ」を出たのが18時前で、そこから事務嬢さん・私の最近の行きつけである小料理屋「U」までは歩いて10分弱。事務嬢さんが電話をしたらカウンター2席OKとのこと。
 昼食が重かったので殆ど料理を注文できなかった(私は、突き出し以外はカレイの煮付け1皿だけ)のが申し訳なかったですが、2人とも飲むのは飲みました。私はビールと日本酒と、事務嬢さんはここでも白ワインを空けて吃驚。顔見知りの常連Kさんは東京から単身赴任中、私の1周り上のお金持ちさんなんですが、3人が揃ったら必ずKさんが私に結婚の道を説き、事務嬢さんが反論するという流れがひとしきり。この間、当の私は完全に置いてきぼりなので女将さんとお話ししているのですが、ここで女将さんがクレジットカードを持っていない(数年前に使うのを止めた)ということを伺って、年末(12/31)までのちょっとした計画を思いつきました。飲んだ頭では確実に忘れてしまいそうなので、スマホに一言だけメモを残します。
 一言、「ジップロック・チャレンジ」。

 小料理屋「U」に2時間程滞在の後、三度タクシーを呼んで今度は文化街、2人の行きつけであるライブバー「A」へ。マスター、カウンター常連さんとお話ししながら時々カラオケ(まだ歌うんかいという話ですが)、ドリンクはビールから麦焼酎
 ここまで全部払って2人でタクシーに乗れれば格好良いんですけれども、ここで私の方が限界おねむになるのがいつものパターン。「事務嬢さん、帰ろ~」「たっぴぃ(←わし)、帰り~」という茶番をこなして、結局自分の分だけ支払って退店。タクシーで逃げ帰りました。事務嬢さんは、夜の深い深い時間まで飲んで、更にはラーメンまで食べて帰られたそうです。

 帰宅即失神。