天まで 好奇心 グングンググン

 3時起床、昨日の京大現代文の添削。
 1・2限は東大文系現代文で14年の藤山直樹『落語の国の精神分析』。今年度は文系専用の授業でだけ扱って、理系には解かせません。類題がないですもんね。この添削は3・4限で。
 5・6限は東大理系現代文で16年の内田樹反知性主義者たちの肖像」。これは出題当時のSNSで反内田勢が騒いでいたのを覚えています。ただ、書き手に対する好き嫌いは「どうぞご勝手に」ですが、この文章の末尾(最後の傍線部)を「ブーメラン」だと揶揄した(つもりになっていた)人たちは端的に馬鹿でしたね(当時の受験生の中にすらそういう人が居ました)。本文中に仮説・仮定の上の話だと明記されており、最後の傍線部も経験談であって一般化はしていないと、読んだつもりで読んでない人には分からないんですよねぇ(深刻)。そもそも、東大国語で「見てくださいこの書き手のブーメランっぷり、アホですよね~」みたいな問題を出すかよって話です。

 夜は自炊。烏賊野菜炒め、葱素麺、野菜酢漬け……に、昨日作ったまま食べなかったきりざい。