夢を吹き消して 静かにあなたを つれて行った

 35歳誕生日は、池袋の雀荘ビル禁煙フロアで迎えました。誕生日だっていったって勝たせてくれるわけじゃないんですよね、というわけでトータルではやや沈み。でもって、朝までず~っと「吸えないのが苦し~! 吸いた~い!」と文句言ってた2人が最後の外出タイム(夜1時)にコンビニで大量のビールを買い込んできたもんだから、久しぶりに朝まで飲みながら麻雀を打つという体験を。
 本日福岡K市に帰る新幹線、に間に合うギリギリまで麻雀を打って、ホテルに戻ってシャワー、荷物をまとめて宅急便の手続き、山手線は池袋から品川、エキュートで「もりき」(お菓子)とHさん(品川珈琲)とにお渡しするお土産を購入、駅弁とお茶とを買い終わった時点で、新幹線発車の3分前でした。どうだ、飛行機ではこうは行くまい!
 ……こないだ話した63回生Bくんは「新幹線が全く揺れないのは人類の勝利!」って仰っててそれには賛成なんですけれども今日の新幹線はキツかった。わずかな揺れが駅弁を食ったばかりの胃の腑を直撃して苦しい。というか、私、今、完全に酔っ払ってるんだよね、昨日の昼から18時間くらい飲み続けで。
 眠りに落ちるまでの苦しさ、これ、誰からの誕生日プレゼントだよ。

 新幹線乗り継ぎ(博多乗り換え)でK市に戻った後は、そのままタクシーで学校に入って仕事、というより14日から再開する仕事の準備と言った方が正しいかな。教員が遊び狂っている間にも確りとお勉強をして添削を送って来ていた浪人生の封筒がどっちゃり(3日~13日が「添削堂」の夏季休業であることは伝えられる範囲で伝えています)。この添削は14日・15日の2日間で終わらせます。

 18時30分に「もりき」入店。いや、新幹線で寝てますから、お酒は抜けてるんですよ。だって誕生日ですし、そら飲むやろ、ってなもんでして。大体、「もりき」とHさんとにお土産を渡すまでが旅行なんだから、そのための来店って言うと恩着せがましいでしょ、だったら飲むしかない、あ、ダメだ。巧いこと言い訳できない。
 私の後で来店のHさんと、ビール・マスターからプレゼントの「すず音」・日本酒。つまみは刺し盛と、ウニを使ったクリームパスタ。

 タクシーで帰宅……中に突然もう一軒行っとけ、という欲求がムラムラとわき起こり、「甘栗屋までお願いします!」と元気に。「甘栗屋」というのは、K市を代表する繁華街(歓楽街)であるところの「文化街」の入口にあるお店。入口ということは出口でもあるわけで、飲んだくれたお父さんがお家へのおみやを買っていく名物店なんですね。K市内のタクシーはこれで通じる。
 一人で訪れるのは久しぶりかな、ライブバー「A」に入店。飲み放題・歌い放題2時間で3500円。この歌い放題には、カラオケと、ステージでマスターの生ギターに合わせて歌うという2種類があり。しばらく客は私一人だったので、マスターとお話をしながらビール・ジントニック(マスターが下戸だというのを初めて知りました)。途中で超常連(バイトの子より来店頻度が高い)のAさんが加わり2人。ところへ、年若い男の子が一人来店して「15人くらい、OKですか?」と一目で分かる幹事キャラ……はK市役所の若手だそうで、その後大挙して訪れた二次会公務員10人は飲んで歌って大盛り上がり、を見てるのが面白かったんで1時間延長して飲み続ける。途中、私もカラオケ1曲、生ギターで1曲。イエモン「BURN」と「奇跡の地球」というどベタ選曲。
 タクシーで帰宅。あの市役所若手幹事くん、最初に「15人くらい」って言っときながら実際は10人、5人の誤差は割と大きい。まだまだ未熟と見た、精進してくださいね~(何様)。