平野レミの鍋 ドゥ! レミ・パン

 課題テスト初日。私は今日が高2漢文の出題と採点、明日が高3現代文の出題と採点。
 高2漢文(昨年度、第5回定期テスト以降の授業で扱った2時間分の授業から)は配点20点の小テストレベルの試験ですので、1限に試験が終わって解答用紙が届いたら、200人分を2時間弱で採点集計。3限終了後の下校時のSHRで返却をしてもらいました(「早っ!」と驚いて貰おうという悪戯心です)。

 二次試験の過去問を扱う授業や特別講義の初回では、過去に私が担当した高3の実際の答案と添削とをコピーして配布します。今年度は、56回生Aくん(東大理系)、61回生Kくん(東大理系)等々10人程度を。「合格した人たちは最初からこんなに出来たんです」という事実を示すために配るのではありません(そんな人は殆ど居ません)。難関現役合格の綺羅星たちが「初回はこんなに出来なかった」例として皆様の答案を活用するんですゴメンネ。勿論、今年度の答案も全てコピーして保存します。

 和田誠が翻訳した『オフ・オフ・マザーグース』と『またまた・マザーグース』の中から120作品を選び櫻井順が作曲したものを、120組のアーティストが歌うという凄まじい企画盤が1995年にあって、私の記憶が間違いなかったらそれをステージングしたライブもあったと思うんですけれども、そのアルバムで平野レミが歌ってるのを聴いたときの衝撃たるや。キャラクターとの乖離っぷりは中島みゆきと拮抗するかそれを超えるか。
 でもって、そのアルバムの中では、当時無名の米良美一が美声を披露してたり、夏木マリが老婆の声で歌ってたり、上條恒彦おおたか静流が歌ってたりするんですけど……これがジブリにちょっと影響を与えたのではないだろうかってのは考えすぎですかねぇ(あ、上條恒彦は95年より前の『紅の豚』にも出てますね)。