そのDrugの名はMUSIC

 3時過ぎに目が覚めたので、入浴後に書斎で日記更新など書き物。6時に学校入りしたら8時過ぎには予定の仕事(授業準備)が全て終了してしまい。9時前に帰宅して、母君の洗濯物にアイロン掛け。そのまま介護施設「I」に自転車往復して母君のお見舞いも済ませてしまいました。

 昼食は大手進学塾「E」の校舎近くにあるカレー屋「D」にて。仕事の終わった解放感でビールも注文したんですけど、後から入ってきた女の子3人が一番安い日替わりランチを食べながら英語の勉強を始めて(1人が英文を読んだら、他の2人が訳したり構文を説明したりして)、若しかしたらF高志望なのかしらなどと思うにつけ罪悪感がぱねぇ、罪悪感だけで酒が進み、ビールを1本追加してしまいました。

 帰宅後にシャワーで汗を流して(結構歩きました)、板書準備その他ちょっとした仕事や書き物など(飲んだ後で仕事など不良ですね)。昼のカレーが重たかったので、夜はコンビニで数種のおつまみを買って来て宅飲み(ゴミが出るから、自宅で夕食など一年に1回あるかないかです)。本は有栖川有栖

 R-指定『Rの異常な愛情 或る男の日本語ラップについての妄想』読了、★★★★★。筆者が日本語ラップの魅力を精緻な分析と湧き出る妄想とを巧みに交えて語るトークイベントの書籍化。固有名詞は殆ど知らないものばかり、日本語ラップについては(RHYMESTERを何枚か持っている以外は)全く知らない私がそれでも楽しめたのは、語り手の分析・妄想が「好き(軽い目の「リスペクト」とは次元が違う)」に裏打ちされた強いエネルギーを持っていることが伝わってきたことと、そして何より聞き手の高木“JET”晋一郎氏の応答誘導が巧みだったこと。読み終わった後、思わず編集の63回生Mくんに「この聞き手の人、めちゃ頭良くない?」とメールしてしまいました(「そうなんです!」と返事が)。質問やまとめのフレーズに「通底」とか「止揚」とかすらすら使ってくるから、最初私はMくんが手を入れたんじゃないかと疑ってしまったくらいです。あと、読み終わったジャストのタイミングでR-指定氏の相方が世界一になったというニュースが飛び込んできてびっくりしました。
 江口夏実鬼灯の冷徹(29)』読了、★★★★。