明日は案外 うまく行くだろう 慣れてしまえば

 母君が40年近くお世話になっていた生保レディーのHさんから、死亡保険金が支払われるという連絡が来ました。明日、近所の喫茶店で説明と手続きとをお願いすることになります。Hさんは、小倉での母君の四半世紀超に及ぶ独居において、職場の知り合い以外で唯一行き来のあったご友人、最後までお世話になったことは感謝の一語です。

 本日は、2・3・7限に高1古文。『枕草子』の「春はあけぼの」を扱いました。何を喋るか相当迷ったのですが(だって、皆既に習って知ってる、何だったら暗唱できる文章ですし)、取り敢えず導入として作品紹介をおさらい。一条帝は『史記』、ならば中宮定子は? という例のあれですね。生徒は『古今和歌集』も当然既習ですので、「春は花(桜)」ではなく「春はあけぼの」という衝撃的な出だしで始まる理由を色々と想像するのも楽しい……1時限では無理がありますけれど。
 5限に学年会議、放課後に職員会議。授業と会議との合間には、昨日続きで体育科の時間割素案(趣味以上業務未満)。予想通り2日で完成したので、サッカー先生に「物理的には可能です」とお返事しました。勿論、他教科との絡みその他の理由で不可能になることも考えられますが、始めから不可能ではないというのが大事なんですね(始めから不可能なら、想定している授業分担を予め変更しておく必要があるからです)。
 勿論、私が作った素案(というか手遊び)は作成即破棄。後でそれをなさるべきは次年度の時間割の先生ですので。

 夜は近所の焼鳥「T」で読書独酌。