低く招く誘い 蹴れば 掌は返る

 本日は授業が1~4限、高1古文で『枕草子』の「すさまじきもの」。同じ年の同僚が次々に学年主任(運営委員会)に抜擢されている下っ端が「除目に司得ぬ人の家」が云々とか説明を。5限が高1学年会議。午前中に授業をやっている裏で高3のテスト会(2回目)が行われ、漢文(東大・九大・阪大他)の答案50枚が届くのでこれは6限以降翌朝8時半の始業までに添削(何度か書いてますが、昨年の現代文に比べたら遙かに楽です)。昨日の日記にも書いた「激アツな仕事」にも20分くらい時間を使いました。

 本年度の私は外掃の監督担当なのですが、火箸でゴミを拾っていくだけの仕事に担当班全員(6人とか)を招集しても無意味なので、班から2人来て下さいとお願いしています。なんですけれども、今日は某くんが1人でやって来ました。何故と問えば、先週の教室掃除をサボったことが担任の先生にバレて全ギレされた挙げ句、年度末まで外掃を1人で担当するよう厳命されたそうで。思わず「厳しいな!」と言ったら「いえ、掃除をサボった僕が悪いんです」って、そんな殊勝なことが言えるなら始めからサボんなきゃ良いのに。
 掃除サボったくらいで叱られるなんて、やっぱりF校生、全体的に良い子になっていってるんですねぇ(別に、サボるのを称揚している訳ではありません)。10年前なら掃除バックレなんて叱られる理由の優先順位のか~なり下の方でしたよ(100人に聞いたら1人しか答えませんでしたレベル)。

 本町の隠れ家居酒屋「K」には未踏、こないだ事務嬢さんとの飲み会でいつか行ってみたいという話になったので、今日は単身潜入することにしました。嘗ては県外で宿泊施設の飲食をやっておられたマスターのKさん(←店名の由来)が地元K市に戻ってきて開いた地元密着型のお店は、再訪必至の味と居心地(カウンター)でした。最初に阿波尾鶏タタキ・レバ刺しを2点盛り(ハーフサイズ×2)で注文したら、ズリ・ハツもサービスでつけてくれたんですけど、独りだったらこれで2時間持つぞという分量で700円というのにびっくり。Kさんは「もりき」もご存じで、事務嬢さんのキッチンでもある居酒屋「D」とも知己ということ。話が弾んで、日本酒何種類か御馳走になってしまいました。
 帰りに事務嬢さんに「『K』のマスター、『D』と仲良しなんだってよ!」と送ったら「明日行こう!」とリプライが。「再訪必至」っちゃ思ったけどさ。