調子のっちゃって

 明日は中学体育大会でもう100%の運動日和なのです。
 さて私、今年度に関しては(何せコロナで時間割ですから)職員室の中でもかなり働いている方の教員なんじゃないかと自認、賞レースがあるなら「優秀“舎”畜賞」にノミネートされるんじゃないかと思っているんですけれども、明日の体育大会の雨天順延時間割案の作成を、祈りの意味も込めてサボっちゃいまして(中学教頭体育先生に「要らないですよね? 作ったら降っちゃうかも知れませんよ? ねっ? ねっ?」とおねだりして)。これで、「最優秀“舎”畜賞」は逃しちゃうかもなぁ(他の先生方もギリギリで働いてらっしゃいますからねぇ)。

 6時過ぎに学校入りでデスクワーク。授業は4コマ(高2現代文)、ボランティア添削を1時間程。

 高2B組の現代文の授業を見学させて欲しい、と実習中の64回生Tくんが。ホームルーム担当が2Bなので入りやすいとのこと。漢字の小テストまで一緒に受けることを条件に(?)、諾。
 授業開始時、欠席の生徒の机にTくんが座っていたのですが、それが一番後ろだったのは私にとって都合が悪い。「あのさぁ、いちばん後ろに座られたら、生徒が寝落ちしまくってるのが丸見えで、困るんだけど」と声をかけたら、気の利いた最前列の生徒がTくんと席を交代してくれました。
 さて、冒頭3分は漢字の小テスト。生徒は事前に出題候補(40程度)を勉強して受験します(その中から10題をランダムに出題します)が、流石に早稲田大学の4年生はそんなことをしなくても全部……あ、「払拭(フッショク)」に負けそう。「あれ、どっちがどっちだったっけ……」と悩みに悩むTくん、何せ教壇ど真ん前の席なので私に上から見下ろされる中での緊張の解答で、結局「拭払」と2字を逆に書いた。
 私「『フッ』ってのから『拭く(ふく)』を連想したでしょ」
 T「あ、はい」
 私「なんで訓読みに飛びつくのよ。音読みの『フツ』でしょ? そしたら『ほとけ』の『仏(フツ)』と同じかもって、先ずは漢字の旁を見るんでしょ?」
 T「あっ、そっか。賢ぇ(かしけぇ)な」
 私「かーしーこーいーですーっ! 頭良いですーっ! 頭でお金貰ってますーっ!」
 生徒大笑い。因みにTくん、「払拭」だけでなくて「発揮」も間違えてました。「輝く」とつい書きたくなった、こっちは解らんでもないかな。

 加藤元浩C.M.B. 森羅博物館の事件目録(45)』読了、★★★★。全巻で終わりにしなかったのは良かった、ダメ押しの後日譚も良。
 加藤元浩Q.E.D.iff 証明終了(17)』読了、★★★。森羅くん他のキャラクターには、今後はこちらのシリーズでたまに会えるのではないかなぁ、と。

 10/23の「自粛御膳」。
 湯豆腐鍋・冷や汁・小鉢4種。
 広島「西條鶴」(西條鶴✕TOMOE FUSION ARTISAN)。ワインを醸造した後の樽で仕込んだというお酒、私にはちょっと癖が強すぎました。