仁鶴も、もひとつやなぁ。

 エムカク『明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生』読了、★★★★★。いや~、良い本でした。筆者の職業は「明石家さんま研究家」! 四半世紀に渡ってラジオ・テレビ・雑誌などのありとあらゆるさんま発言を記録し続けるという最強の素人(さんまさんを特集する番組のリサーチャーを続ける訳ですから「素人」ではないか)。本質は瑣事に宿るというその瑣事が時系列でず~っと続いていく構成、さんまさんがず~っと面白いんですから本だってず~っと面白いんです(連載時は更に細かいデータが付いていたそう)。でもって、『いろもん』に出演した時の鶴瓶いじり等、自分が実際に観た番組なら20年前のものでも割と記憶があってビックリ。な~んとなく観てたつもりだったんですが、「ようするに見た目でしか笑かせない時代ね」とか「三枝はなぁ」とか、覚えてますもん。
 何となく日記内を検索したら、8年前の或る日のタイトルに、「楽しかったら腹から笑え~」「腹から笑えるかっ!」というやり取りを使っていました。これは、『おしゃべりの殿堂』での所ジョージとのやりとり(ゲストは瀬戸朝香だったかなぁ)。20年前ですね。

 高2授業4コマは内田樹定期テストまで後1回の授業を残して全てのテスト範囲を終了させてしまったので、次回(テスト前ラスト)は演習のみ(センター試験過去問)の授業にします。今回のテスト範囲は加藤周一河野哲也大澤真幸内田樹の評論4つで内容は「やや難」~「難」。キイワードは「再帰性」ということでしょうかね、自己も環境も、変えようと思えば、変えられるんです。

 2/24の「自粛御膳」。
 鮭御飯・赤魚煮付け・納豆オムレツ・叩き牛蒡・小鉢4種。
 322蔵目・山口「阿武の鶴」(純米58)。
 上述の山口の酒は先日訪問の北九州「ひらしま酒店」にて購入。福岡山口の知らない酒蔵が幾つか買えました。