溢れてしまう Material world 化石になっても流されないで

 最近発売された邦楽アルバム2枚。どちらも、K市のリアル店舗では恐らくどこも取り扱っていないだろうと思い、インターネットで(非Amazon)購入しました。
 後藤輝基マカロワ』、★★★★★。オツカル様の大絶賛猛プッシュを受けて聴いてみたらこれが予想以上に素晴らしい作品でした。藤井隆の(音楽プロデュースの)仕事に間違いは無いのだろうということは清水ミチコのライブでの偽CMプロデュース映像を観て判っていましたし、彼の(特に80~90年代の)所謂シティ・ポップへの通暁も聞いてはいたんですけれども、買って聴いてみるまで後藤輝基の歌声というのが全く想像出来なかったんですね。で、聴いてみた後藤さんの歌声、「甘い」というのは「あまい」とも「うまい」とも読むんですけれども正にそれで、マニアックな選曲も曲毎の素敵なアレンジも全てこの歌声ありきでそれに合わせてきてるんだろうなぁ、と。個人的には、宝生舞の「CARNIVAL」がこんなに格好いい曲だったなんて全然知らなかった! と驚かされました。
 おおたか静流『おとづれ』、★★★★。発売元から特注したので、特典CD-Rがついてきました(「アベ・マリア」「Roaming Sheep」「花」)。「Saja Dream」「水の恋唄」「悲しくてやりきれない」「密会」等々の代表曲カバーを含む新録全10曲。ギターの内橋和久・チェロの四家卯大ら盟友を含む大勢の参加ミュージシャンが彼女の「十音十色」を支えており、聴き心地良く聴き応え有り。ただ、4月以降、おおたかさんが全ての仕事(ライブ)をキャンセルなさっているのがどうも心配です……。

 私のコロナ感染以来暫く遠ざかっていた63回生Iくん(九大法科大学院)・Mくん(研修医)との3人飲み会、6月末に久々の開催が決定。Iくんが5月中旬に国家試験を終え、Mくんが5月の長崎県研修を終え、満を持してという感じです。月末土曜、店は福岡天神の人気店を押さえました(初訪問)。

 今日は2~6限で高3漢文センター過去問演習。ノンストップで走るだけなので身体は忙しいけれども(授業に集中さえすれば)頭はあまり使わず済みます。放課後の掃除監督や時間割業務を終えて定時退勤。

 5/31の「自粛御膳」。
 小鉢3種~鯵刺~一汁一菜~野菜2種。
 567蔵目・千葉「仁勇」(生貯蔵酒)。
 味噌汁(味噌ラーメンの具材の残りを、麦味噌・赤出汁のハーフ&ハーフで)は2人前作って残りは明日、山菜炊き込みご飯も私の2日分と仏前用と。野菜小鉢も作った内の半分はタッパーで冷蔵庫ですから、明日はほぼ今日と同一メニューになりますね。不亦哀乎。