ほんとはこわい「やさしさ社会」

 チラリ目に入ったネットニュースで、或るTVタレントの番組内での発言にSNSで賞賛の声があがったという記事があったのですが、その「賞賛の声」の一例として紹介されていたSNSコメントが「身内には優しく、他人には厳しい態度は尊敬します」というもの。「賞賛と皮肉との区別もつかんのか、誰か校正しろよ」と思った……その少し後で、「これ、本当に『賞賛』のつもりで書いたコメントだったりして」とも考えてみたり。令和になって矢鱈持て囃されている「優しさ」って、身内贔屓(他人は無視)みたいなのも多いし。

 未明に起床、途中にお風呂を挟みつつ書斎で2時間の添削。徒歩出勤、職員室で机仕事。今日は1~5限で高3漢文の授業が詰まっているので身体は忙しい代わりに頭はそんなに使いません(っつったら授業している相手に失礼か)。
 放課後は職員会議だったのですが、資料にだけ目を通して年休を取りました。西鉄近くの百貨店に出て、箱入りのお菓子と果物とを購入。商品は元払いで宅急便手続き、送り先は「S寺」です。2週間遅れではありますが、明明後日の朝に母君にお経をあげていただくことになっています。

 帰宅後は入浴、夕食は常夜鍋向田邦子のエッセイに載っている豚・菠薐草の鍋)。「もりき」でもらった茹でピーナッツや、久しぶりに作った大根ポン酢漬け、「梅の花」で安売りされていた厚揚げを焼いたやつ、等々の小鉢も準備。
 620蔵目・秋田「kurukuru」(4回転サルコワ ひやおろし)。