隠れん坊 絵に描いたような 顔が笑う

 藤田省三の著作、F校の図書館では哀れ保存書庫にしまわれているんですけれども(破棄されてないだけまだましなのかしら)、流石に国立大学の図書館の蔵書に入ってないなんてことはあり得ない。70回生阪大1年生のIさんから、教育学の講義レポートで「物語」を論じるために藤田省三「隠れん坊の精神史」が読みたい、とメール連絡。大学図書館にあるでしょうに、と返したらどうやら貸出中だったそう。彼女は共通一次本文(抜粋)しか知らないでしょうが、本当にレポートで援用するというなら40頁(文庫本)全文を読む方が良いはず、ということで印刷して速達郵送(流石に写メではキツいので)。
 大学生に平凡社ライブラリーを買え、というのは酷なのかどうか。

 7時に出勤して、授業・特講の板書準備。授業は文系漢文二次対策で、添削は人数が少ないので楽。教務部(時間割担当は「教務主任」という役職)会議が1時間。昼休みを利用して自宅まで往復(惣菜屋と書店とに寄りました)。放課後はいつもなら16時から東大理系漢文特講なのですが、今日は私の後で17時から古文特講をなさる先輩先生に時間を入れ替えて欲しいと頼まれたので、私が17時からの講義。添削返却のタイムリミットが1時間短くなりました。職員室で少しだけ添削をしてから帰宅。
 夜はキムチ鍋。材料は出勤前に切っておいたので作業は殆ど無し。

 業者さんは毎日来るわけではないようで、今日は来訪無し(薬剤を乾かす時間とかでしょうか)。明日は数人がいらっしゃるそうです。