それだけのことでわたしは海をゆけるよ

 明日、人生初ジャニーズライブ。私、エイターデビューします。
 先日、中3の授業にて。教材に関わらない雑談は嫌いなんですが、42歳にもなって気分がウキウキしてたんでしょうね、ついドームライブのことを(プリントを配布しながら)お話。で、或るクラスで「推しが誰かってのは別に……あ、敢えて言うなら横山くんかなぁ」と溢したら、即座に或る女子が隣の女子に「同担じゃん!」と。思わず「あっ、拒否です?」と聞き返して笑われる。
 本日、職員室にて。若手体育先生に「先生は誰推しなんですか?」と聞かれて「強いて言うなら横山くん」と答えたら、「え~、そこは大倉くんじゃないんですか?」と返ってくる。私「それは横山くんに失礼でしょ」 体「あ、そっか」 私「あとね、僕、心が汚いから、大倉くん見ると勝手に金の匂いを感じちゃうの」 体「あ~、貴族だから」

 高3文系の授業、最終回。東大二次対策、最後の授業には99年第四問(李奎報『東国李相国集』)を選びました(私の受験した年度です)。入試当日の自分が書いた解答なんて覚えているはずもないのですが、この問題の問一だけは覚えています。理由は簡単で、最初に漢文第四問を解き始め、その問一「人馬之衆寡幾相類」を「二隻の舟に乗った人と馬との数の多さはほぼ同じだったこと」と解答したのですが、解答用紙に記入した最初の文字が「二隻の舟」という中島みゆきの名曲のタイトルだったからです。だてに、中高の授業中にみゆきさんの歌詞を「写経」していた訳ではありません。最初の4字を書いた瞬間に、気持ちがすっと楽になったのを覚えています。
 授業後は添削。昼まで机仕事で定時退勤。目抜き通りに出て郵便局から浪人生の添削答案を発送、その後「梅の花」で単品料理を摘まみに軽く飲みました。本屋・スーパーマーケット経由でバス帰宅。録画した『孤独のグルメ』を観ながらお茶を飲んでから2時間程仮眠。

 夜は書斎で仕事と書き物と。その後、一人鍋でゆったりと独酌。