勢揃い 昨日向くより明日を向いて ソレ心と心で 頑張れ

 3時起床、入浴中断を挟んで7時半までかけて添削・集計・答案整理。8時過ぎに学校入りで答案を文系A組クラス担任の世界史先生にお届け。
 始業後は先ず9時一番乗りで一昨日採血をしたM病院へ。医者は薬を出す仕事、アルコール依存の次は肝臓周りの薬物依存か、ワーカホリック(←自分で言う)と合わせたら3冠じゃねーか……と、診察室に入るまで思っていたんですけれども、検査結果は意外なものでした。採血の前夜もがっっっっつり飲んでたにも関わらず、検査結果は昨年末の人間ドックの時よりも向上しておりまして「ドックの後は、ちょっと気をつけられました?」とか言われるなど。いやいやいやいや、ドックの前は数日酒を抜いて(悪あが期)、今回の採決は何だったら酒でちょっと浮腫んだ腕に針を刺してもらったくらいなんですけど。人体も医学もどうなってんの?
 結論から言うと、薬の処方は必要なし(単なる経過観察)ということになりました。数値(肝機能・コレステロール値)としては勿論健康ではないけれども、一旦薬を飲んだらもうそれなしではいられなくなる(←お医者さんがそうおっしゃいました)だろうし、今なら休肝日の作り方如何で何とかなるだろうから、と。私「あっ、やっぱり休肝日は要るんですか」 医「私も以前は毎日飲んでいましたが、今は週2回の休肝日を設けています」
 休肝日ねぇ。それで健康になるなら……でも、「悪あが期」の時もそうだったけど、飲まないと眠れないんですよねぇ。あんまりに休肝日を増やし出したら、今度は不眠症に悩まされることになってハルシオンとかの依存症になって結局依存症の3冠は変わんないじゃんどないせぇっちゅうの。

 15時までは机仕事。その後、校内模試検討会議がなが~く続く。
 高3の校内模試は年4回、その成績検討会議というのは、私が就職した20年前は全職員が必ず出席するというのが当たり前でした。出題担当者じゃなくても、高3担任団ではなくても、というか5教科(英数国理社)担当でなくても、とにかくF校の教諭・常勤講師は全員出席する。そして、17時から18時が全員出席の全体会議(各出題者が採点講評を発表)、18時から夜遅く(深夜!)までが高3担任団による個人成績検討会議……だったんですが、時代の流れなのかなんなのか、次第にこの会議(全体会)の出席率が低下してきました。流石に高3担任団が出席しないということはあり得ませんが、最近では出題担当者が(出張等の理由ではなく)出席しないということもたびたび。
 これに関して、今年度から新しく進路指導部長になった同窓同僚数学(はい出世街道、はい負けてます)がいきなり動きを見せました。先ず、高3担任団による個人検討が深夜まで続くという「不健康」の改善のため、検討会議の日は高3を4限放課とし、高3担任団が昼過ぎ(14時くらい)から会議を始められるようにすることを決定。勿論、高3を短縮授業にする、高3担任団の5・6限の(別学年での)授業を外す、という時間割変更はワシの仕事(アイツ、同期だから、頼み易いと踏んだな。別にいーけど)。続いて、高2以下5学年が7限授業だった場合は6限短縮にするというのも職員会議で通した。これが意味するのは、16時からの全体会議には全教員が出られる環境を整えるんだから、出ましょうね、ということですね。勿論、7限の学年の授業を6限短縮にする、という時間割仕事は(以下略)。14時から高3担任団による個人検討、16時から全体会議、17時から個人検討の続きという流れ。
 取り合えず、全体会議の出席率、滅茶苦茶高かったです。ちょっとビックリするくらい。同窓数学、凄いな。個人的には、校内模試だけでなく高3受験生の面倒は学校全体で見るべきだと思いますし、5教科担当の立場で言えば校内模試周りの仕事ってもの凄く教科の勉強になりますから、この傾向はとても望ましいことだと思っています。

 私は高3担任団ではないですが、現代文を担当していますので、個人検討会議にも出席させてもらいました。で、全ての会議が終了した後で、高3担任の後輩数学先生と居酒屋「A」で打ち上げというか個人検討の続きというか。私、検討会議の後の打ち上げが凄く好きなんで、深夜終わりでなくなった(ちゃんとした夕餉の時刻に乾杯できるようになった)のも無茶苦茶嬉しいんです。同窓数学、有難う! ビール日本酒焼酎が旨い!

 ……全国紙の「休刊日」だけ休肝日にする、とかいうペースじゃ駄目なんかね。