鶏頭の十四五本もありぬべし

 4時起床、書斎で添削の残り。入浴後に出勤、7時半学校入り。1~3限がセンター評論演習で教材は山本健吉。07年本試験の「日本の庭について」。山本健吉に関しては、本当は88年本試験で出題された『俳句の世界』の方が文章も問題も面白いんですけれども……。
 明日は午前中に2コマ(今日と同じ山本健吉)授業の後、午後に文系東大現代文の特講があります。扱う教材は06年の宇都宮輝夫「死と宗教」で、これとその次の08年(宇野邦一『反歴史論』)とが東大特講半年間の難易度のピークなんじゃないでしょうかね(ちょっと別口で04年の伊藤徹『柳宗悦』という恐ろしいのもありますけど)。

 埼玉研修から今は(9月末まで)福岡に戻っているという63回生Iくん(弁護士の卵)と、春から古賀の病院へ転勤になって以来会っていない同回生Mくん(消化器内科)と、久しぶりに飲もうという話がまとまり、9/10(日)で日程調整。場所は福岡(天神エリアか博多エリアか)になるでしょうから、これは宿泊ですかね(月曜朝に年休を取って)。

 夜は寄せ鍋を作って今でかしゃぷしゅ~。「秋味」最高、先日買った6缶に加えて、更に6缶を追加済み。というか、面倒だから通販で箱買いしようかなぁ。寄せ鍋の出汁は濾してからタッパー保存、近いうちに雑炊か何か作ります。
 宝田明の自伝(聞き書き)を2章分読み進めて、ユーミン関係の録画番組を幾つか消化(『解体キングダム』が面白かったです)。宝田明と言えば、ネット上に『アメリカの夜』の映像が落ちているのを知って吃驚しました(勿論、観ました)。30年前、深夜番組の黄金時代ですね。あと、ちょっと前にNHKで何気なく(大昔の平野レミの姿が映るというのに惹かれて)録画した(古い番組映像を幾つも紹介する)番組に高橋義孝が映っていたのはちょっと嬉しかったです。生きて喋っている姿を見るのは初めて。高橋氏は、F校の3代前の校長先生の師に当たる方だったと聞きます。ということは元校長先生、高橋義孝の弟子で、内田百閒の孫弟子で、夏目漱石の曾孫弟子ってことになるんでしょうかねぇ。