いつの日にか きっと世界中 笑顔だけに

 ジャニーズの話題が出るならと『上沼・高田のクギズケ!』をチェック。前社長に対する「死んでる場合ちゃうねん、生き返って謝れ!」という怒声は、池田小学校事件で犯人の死刑願望が動機として報道されたのに対して生放送で「おのれ一人で死ね!(大意)」と吠えたあの時と変わらぬものでした。あと、どうでも良いですけど、今日、ドリンクを買いに立ち寄ったLAWSONの店内放送でJ-FRIENDSの「People Of The World」が流れていたのはかなり攻めた冗談だったなぁ、と。

 午前中は書斎で書き物、机仕事。朝指定の荷物は郵便配達で島根の日本酒が(180mlから720mlまで)大小8本、ヤマトで「秋味」500mlが24缶。
 昼過ぎからは、旅行という程ではないですが、福岡に1泊して63回生「いつメン」と飲みの約束です(明日は午前中に年休を取っています)。

 13時半の急行電車で天神に出て、「ジュンク堂書店」で買い物、「西鉄グランドホテル」のカフェで読書(内田樹釈徹宗山本夏彦)。この流れはほぼ定番になっています。カフェでは、テーブルではなくカウンター選択。この店の座席ソファは低い上にふわふわし過ぎていて(要するに高級過ぎて)私には合わないんです。アイス珈琲1400円は、氷コーヒーで味が薄まらず、おかわりが自由(椀子蕎麦状態)なのを考えたら、贅沢とは言え無体とは言えないのかな。
 南天神のカプセルホテルにチェックイン、ロッカーに荷物を預けて再び出発。「大丸」の地下で未踏破蔵の日本酒が売られていたのを購入して、待ち合わせの薬院に移動した後は駅近くのauショップで写真データ保存のためのSDカードを2年間の分割契約で(10000枚超のFoodieのフォルダがスマホ本体の容量をかなり圧迫していたのです)。

 18時開店と同時に店で待ち合わせ。夜は、高砂の割烹「木乃芽」~春吉の日本酒バー「雲レ日」のコースです(どちらのお店もカウンターに3人が並ぶ格好)。前者割烹は7月の博多座藤山直美)の後で英語パイセンに案内していただいて気に入ったお店。日本酒も豊富で今夜は佐賀「光栄菊」の初見ラベル(名称「月下無頼」)がありました。後者は定期的に通い続け、遂に店主さんに名前を覚えられ(「イケモト」ですけど)。90ml冷酒のアラカルトは、秋田「花邑」、山形「嵐童」、島根「王祿」……と当たりしかなく。日本酒の認知度が高まってきているのか、海外からの観光客(洋の東西を問わず)も増えてきました。翻訳ソフトが大活躍です。
 さて、今夜のお相手は63回生の「いつメン」2人ですが、消化器内科医のMくんは古賀の病院に転勤して以来半年ぶり、弁護士の卵のIくんは埼玉研修中で1年ぶりの再会です。第9波真っ只中での医療奮闘(発熱外来の8割が陽性という修羅場を完全防護服で)、法曹界研修の裏話、F校の近況等々を肴に2軒4時間超。最後はタクシーでホテルまで「介添」してもらいました(若い2人はそこから長浜ラーメンに向かったのだとか)。

 途中、そもそも法曹界について全く知識を持たない私にIくんがレクチャー。私の法律事務所に対するイメージは『弁護士 朝吹里矢子』と『きのう何食べた?』とに尽きているのですが、Iくん曰く大企業並の事務所も沢山あるそうで、その中でも「四大」と言われるのが、
 I「西村あさひアンダーソン毛利友常長島大野常松森濱田松本」
 私「今『十大』くらい言ったし最後ダウンタウン居たよね?」
 これ、多分、あるあるのやりとりなんでしょうね。

 カプセルホテルのラウンジで缶ビール1缶だけの飲み直し。健康睡眠。