「よーく考えよう」お手頃篇

 一昨日の小料理屋「U」で女将さんのクレカ卒業を伺った時に、思いつきでスマホにメモを残した「ジップロック・チャレンジ」。本日夜の段階で、手持ちの現金は僅かに数十数円だったので、これをスタート地点にして、明日19日をチャレンジ開始日にすることにします。「チャレンジ」と言っても大したことはありません。ルールは以下の2点。①12/19~12/31はクレジットカードを使わずに全てニコニコ現金払いにして、支払いを逐一ノートに記録する。②13日間で使ってよい金額は12/18の段階で予め全日分を設定して、支払いをその金額内に収める。
 RPGではいつもゴールド(ギル、その他)不足に悩まされるタイプの私、事務嬢さんが居ない世界線では後厄下山の現在でも貯金ゼロだったに違いない人間からしたら、これはかなり大胆なチャレンジです。年末は色々と入り用だぞ。

 例えば明日12/19(火)は、夜(長い会議の後)に高3学年団慰労会が入っています。これは会費5000円なので、名目欄に「慰労会」、設定額欄に「5000」、支出額欄に「5000」となります。二次会もきっとあってこの金額が読めない、名目欄に「二次会」、設定額欄に「5000」と書いて、さて支出額欄はどうなることやら(設定額を下回ればチャレンジ成功です)。もしも帰りにタクシーを使ったら名目欄に「タクシー」が新たに加わりますがそれは避けたい(最低でも「バス」にしたい)。
 例えば最終日12/31(日)は、お昼に懐石「G」でお節を引き取るので、名目欄に「お節」、設定額欄は「25000」です(移動は同じくお節を注文済みのHさんの車です)。夜は毎年恒例ですがHさん家にお呼ばれ、ビール・日本酒は既に準備済みだから出費にはならないけれども、若しお料理お摘まみもお土産にと考えるなら、名目欄に「Hさん家」が必要ですが、設定額は「3000」で足りるかなぁ。
 26日からの上京4泊5日における出費(飛行機・ホテルは支払い済み)も全て現金払いにするので、その名目欄・設定額欄を書き出すのに頭を使います。毎晩の飲み屋に関しては卒業生への奢り方も考慮に入れる必要がありますし、美術館博物館に関しては入場チケット以外にも物販があります。気まぐれにコーヒー1杯を追加だとかは、その日までのチャレンジの成否次第で許されるか許されないかが変わってくるでしょうね。突発的に出来する出費にはどんなものがあるだろう……。

 というわけで、自宅前の福岡銀行で、大晦日までの13日間で使ってよい金額「××万円」を下ろしてきました。これと、手持ちの数十数円とを足した「××万飛んで飛んで××円」を、Sサイズのジップロックに入れます。これが、12/31までの私の財布です。さぁ、うまく行くかなぁ。
 節約というよりは、金の出て行き方を可視化するというのが主な目的ですかね。

 7時出勤、板書準備。高1漢文の授業が4コマ(欧陽脩「売油翁」)。これで今年度の私の正規の授業が全て終わりました。残っているのは、明日放課後の高3理系東大現代文特講(補講)のみです。教材は09年、原研哉『白』、区切りにはちょうど良いかと。
 退勤路の魚屋で刺身1パックを購入したら、手持ちの現金が「××円」になりました。その後立ち寄った福岡銀行で預金(給料管理の三井住友銀行の口座)から「××万円」を下ろしたのは前述の通り。明日から頑張ろう。

 小池真理子選『精選女性随筆集 向田邦子』読了、★★★★★。
 向田邦子を読んで、テレビ番組録画で栗原はるみを観て、その後で平松洋子を読む、などしたら頭の中がぐちゃぐちゃになりますね。