バーテンさえも 何故か、少しメランコリー

 土曜半ドンは添削・時間割業務であっという間に終了、14時に職員室を出て、歩いて20分強の血痰ネーミングショッピングモール「You meタウン」で書籍を数冊。「タワレコ」では収穫無し。帰宅は15時半で、2度目の入浴後に歩いて西鉄に出て、喫茶店で時間を潰してから目的の店へ独歩。

 広告ほぼ皆無のおでん割烹(カウンター7席)の噂を耳になさった事務嬢さんが早速お友だちと2人で訪問して、「何だか良さげだった」という薄ぼんやりした感想を話して下さった(飲んで飲んで細部を忘れたのかな)のが何だか気になったので、今夜早速出かけてみることに。お昼に予約の電話を入れたら1席なら空いていると言われてラッキーでした。
 二番街近くにある割烹「I」はおでん・串カツが推しメニュー。雑居ビル1階の奥まった場所に入り口があり、通りには看板の類を出していないので、確かに知る人ぞになる訳です。L字型の木板カウンター、店内は清潔で照明も明るいのですが、店内の設え・物の配置・流れている音楽、等々から店主さんが元バーテンさんだということは直ぐに知れます。お通しは小さな茶碗蒸し、スプーンが入っていた細長い湯のみはその後串カツの串入れになります。シャレトンシャー。1品目に燻製ポテサラ、串カツは鶉卵・子持ち昆布・天使の海老、その後にお任せでおでん(大根・厚揚げ・糸コン)。ビール(錫のグラスでした)と日本酒とを。美意識の高そうなマスターは(お店は)人を選びそうで、「何だか良さげだった」という薄ぼんやりした感想はそのあたりを何となくぼやかしたのかな、など思いながら退店。
 小料理屋「U」で軽く飲み直してから帰宅。