同意同意 首がもげるほど同意

 2時前に起床、添削の続きを書斎~職員室で。20年間で間に合わなかったことが一度もないという記録を、たかだか学年閉鎖程度の理由で途切れさせるわけにはいかないというしょうもない意地で、職員室で全ての作業を完了させたのは8時28分、答案を高3フロアの返却BOXに入れた直後に8時半のチャイムが鳴りました。BOXへ小走りの廊下ですれ違った高3某くんがちぱちぱと小さく拍手してくれたのは、急いでいたのと眠過ぎたのとで反応こそできませんでしたが、嬉しかったです。

 その添削BOXに、私から高3へのメッセージを書いた付箋を貼り付けます。
 【2/16(金)15時より2/18(日)15時まで、旅行に出るため、添削堂、休業します。添削の間隙の観劇の感激のための大阪遠征、白石加代子中山優馬風間杜夫柴田理恵、原作も映画版も面白い『大誘拐』。店主拝】
 今朝の返却が間に合わなかったら自罰のためにチケットを破ろうかとも思っていましたが、何とか間に合ったのは神様が間隙の観劇の感激をお許し下さったのだろうと都合よく解釈することに。

 午前中2時間の年休をとって、行きつけの美容室「G」で髪を切ってもらいました。ワンオペ店長Kさんは私と同じ年、10年超のつき合いですが今日はとうとう己の老化の話で盛り上がり。
 K「池ノ都さん、何だか今日は白髪が多いですねぇ」
 私「ん~、昨日今日の仕事が異常にストレスフルだったから……って無理があるか。でも、同じ年の人の前で年とった~、ってなかなか言いづらいですよねぇ」
 K「いや、大丈夫、僕も実際年取りましたもん」
 私「あのさ、髪の毛の白髪ってのはちょっと脇においてさ、何かさ、鼻毛が白くなったりしてない?」
 K「分かる!!! 髪の毛以外の毛に出ますよね!!!」

 学校に戻って昼からは仕事、放課後には会議が1件。
 夜は、テスト会の最後を口実に、高3担当の後輩数学先生と焼鳥「J」のカウンターに並びました。