幸せすぎて 幸せすぎて あなたに凡てを

 私の黄金週間は本日からですけれども、その初日に「超」のつく朗報が。酒類の販売の(11月1日までの)許可を公に得て、「もりき」がテイクアウト(お摘まみと日本酒の量り売り)を解禁するそう。Facebookの投稿で知りましたが、これだけでアカウントを作った価値はありました。職場配慮で断腸の自炊生活、マスターとももう1ヶ月半のご無沙汰ですからね、顔見たら泣いちゃったりして。

 朝イチで、さくら製作所の日本酒セラー「ZERO CHILLED」(OSK9-Bブラックガラス)が届きました。要するに小さいサイズの(日本酒専用の)冷蔵庫なんですけれども、名前の通り0℃からの細かい温度設定が出来(1℃で使用するつもりです)、またドアがガラス張りで中の日本酒が見えるようになっています。リビングのTVの横に置いたら、飾り気の全く無かった部屋のちょっとしたインテリアになりました。お気に入りの銘柄が自室で冷えている、と思うだけで気分も晴れます。4合瓶が9本入るサイズなのですが、300mlの瓶もあったので、入れ方を工夫したら12本入りました。
 セラーの上部の壁にはカレンダーを掛けられるフックを取り付けているのですが、母君のためのカレンダー(予定を大きく書いておく)が今は必要ないので、そこに古屋兎丸さんの絵(『Marieの奏でる音楽』のカイくん)を掛けています。この一画だけ、趣味の人って感じ(Facebookっつーのは、こういう部分だけ切り取って飾って盛って公開するためのものなんですかね)。

 午前中は書斎で仕事と書き物とを。昼には昼食(開店直後のラーメン屋「M」)と買い物とを兼ねてウォーキング。
 テイクアウト利用の客になるなら電話に遠慮も要らず、久しぶりにマスターに電話したら現在の「もりき」は17時~20時の自粛営業中だそう(ご長男大学生、休むわけには行きませんよね)。早速、17時にお店へ。顔を見ても泣きゃしませんでしたが、マスターの方も昨日来た客の扱いをしてくれまして、あぁ、私そう言えば常連だったわ、となりました。日本酒は1合の量り売り、1合瓶はマスターが付き合いのある林龍平酒造場(「残心」)から40本ほど借りたそう。今日は、セラーの中にある中で我が家には無い新潟「谷泉」を。ついでに、鶏のタタキを持ち帰りで。

 5/3の「自粛御膳」。
 雑炊・鶏タタキ・小鉢3種。
 日本酒は新潟「谷泉 和醸良酒」(純米吟醸あらばしり)。セラーが来て「もりき」を訪問して、今日は本当に良い一日でした。勿論、カウンターで飲むのには敵わないです(料金にはお店の雰囲気というスパイスが入っているということがこんな機会に逆説的に解ります)が、自粛生活の中に確実に潤いが。