それは 椅子の背もたれだけ

 私の希望でにゅうめんの実家朝食、電車で小倉駅からK市に移動し、そのままタクシーで学校入り。
 今日の仕事は7月までの行事に伴う時間割変更。何がどうなってこうなったのかは良く知らないし知ってても明かせないんですけれども、今年度の私は組担任と時間割とを兼任することが決定しておりまして。時間割係というのは本来なら学年団に所属しない独立の立場で、中高全体を天体支配する仕事をこなすんですが、あれがどうだかになってこれがそうなった結果それもああなった、みたいな流れで今年は池ノ都くん両方やってね、ということに。与えられたお仕事はこなすというのが舎畜のつと(務・勤・努・勉)めです。勿論、学び舎だから「舎畜」です。

 後、別件で引き受けた仕事が、卒業生(58回生)Nくんからの小論文添削。就活中の某企業の面接に小論文を持っていくことを課されたけれども書き方が分からないので添削指導をして欲しいというもので、これは東京とK市の間でのメールのやりとりで一週間ほど。
 でもって、夜の56回生Oくんとの飲み会は就活に関する相談が主なトピックだったという。飲み会自体はとても楽しかったし、二軒目のカラオケ小料理屋では熱唱三昧だったんですけれども(彼とは月イチで酒を奢る約束をしているのです)……。

 母校就職、教育実習中に恩師であり後にF校職員室の先輩となる某先生に「来たい?」と聞かれて「来たいです!」と答えたあの2秒間が人生唯一の就職活動で、企業就活なんざ1秒だってやったことがないぜ、みたいな人間にやれ面接の小論文をお願いしますだやれ内定出そうな3社のうちどれがいちばん自分のキャリアに良さそうか教えて欲しいだ、って先ずは相談する相手を選ぶところから躓いてるんじゃないのかと問い質したい気持ちはあります。