今日の夢 沈黙の気配示す

 まず、子供。
 昨日のマーク模試は、数学の説く場所間違いとか受験意識の低さも酷かったけど、それ以上に自己採点の意識の低さも酷いもんでした。「せんせ~、自分が選んだ答えを問題にマークしてないでちゅ~」「だったら勘で自己採点してろっ、本番の自己採点ミスで足切り食らうタイプだけどなっ!」みたいなやりとりはまぁ論外として、封筒に入れて回収したはずの問題を「封筒に入れずに昨日家に持って帰ったでちゅ~」とか、いざ採点始めてもそれが自分の入試のための大事な作業だとかは露ほども考えずにただ早くやり過ごしたいだけのつまんない作業だと思ってるから、「だ~か~ら~、各科目の得点が全部偶数なのに何で合計点が奇数になんだよっ!」みたいな雑なことやってるしね。この雑さが総得点の高い低い問わず散見されるってのがもう。
 こいつら、ほんとに受験生なんでちゅかね。

 次、大人。
 昨日の某大馬鹿会議の結論は次回持ち越し、でもってその「次回」が本日開かれました。結局、「最悪の結論」は回避され「最悪に近いけれどまだマシに見える結論」で落ち着くことに。参加者の中にはこれが「最悪に近いけれどまだマシに見える結論」だという意識もない人が居るかも知れませんがそれならもうかける言葉もないので、せめて私を含めこれが「最悪に近いけれどまだマシに見える結論」だと分かっている人間は全員が心の中に「疚しさ」を持っておいた方が良いと思う。じゃなきゃ、良くて「最悪に近いけれどまだマシに見える結論」、酷いときゃ「最悪の結論」を将来の会議においても繰り返す可能性が出てくるからです。

 東村アキコ『かくかくしかじか(3)』読了、★★★。この作品を読んで大笑いしたりホロリとしたりすることはないんですけれども、先生と生徒(作者)のそれぞれベクトルの違うひたむきさとバイタリティには頭が下がります。人間、こうじゃなくちゃね、と。