荒大名の茶の湯

 という(昨日の日記に書いた)理由で、日曜ですが5時入りで必死に添削。「遊び」というのは、夕方から飲み友達のHおばさまと二人で博多座デート、小朝の独演会です(ゲストが、鶴瓶・木久扇・木久蔵)。13時までの8時間添削をやって、その後生徒某氏・そのママと三者面談。学校を飛び出して西鉄K駅でHさんと合流、博多へ。Hさんと一緒に博多座に行くのは、いつぞやの大歌舞伎(吉右衛門鬼平を演りました)以来二度目ですね。
 小朝の落語は舞台はもちろんテレビでも観たことがない。落語好きの数学科先生は巧いけれどもドヤ感が鼻につくと評(←こんな下品な言い回しはされてませんが)。

 以下、私の博多座感想を140字×2で(当日、及び翌日のtwitterの引用です)。
 ①博多座小朝独演会、ゲスト(木久扇・木久蔵鶴瓶)が1席ずつ、小朝が3席。地口小咄4分かつ風邪で声を潰して来た木久扇は論外として、木久蔵は下手、鶴瓶は巧いがフリートーク性が高く、小朝が圧倒的な上手。本格的鑑賞初の素人が、味わいは解せずとも巧拙は分かる。授業も然りと怖気が走りました。
 ②鶴瓶は枕で西宮市民として号泣議員に投票した懺悔を語り、小朝は議事堂前で「阿部の馬鹿!」と叫んだ酔漢が特定機密漏洩の容疑で逮捕されるというネタを。凄いのは、前者からは政治への意識が透けて見えたのに、後者には全く感じられなかったこと。今日、生徒には小林秀雄「無私の精神」を配りました。

 半年遅れの日記を書いている身としては、備忘録として使えるという点でもtwitterは便利ですね。この日の夕食は覚えてる、Hさんとなら当然夜はお酒ですが場所も一択でK市に戻ってから「もりき」。お刺身と鍋。良い夜。