いいわ、それでもこの手は返してあげない

 朝はいつもより長めのお風呂で寛いで、9時オープンのクリーニング屋に飛び込みます。40点余りの洗濯物を出したので、サービスの半額券を使いました。本当はあと10点くらいTシャツがあったのですが、それを見たHさん(運搬を依頼)が顔色を変えて「いけのっちゃん、こんなのはウチで洗うからわざわざクリーニングなんかに出したら勿体ない!」とクリーニング屋の中で仰ったもんで(お店のお姉様にも「そうですよ、勿体ない!」と言われ)。引き取りは母君が自宅で使っておられた寝具でこれが重い(Hさんの運搬が必要な所以)。

 1時間の年休で9時25分に出勤。授業無しのデスクワークは高1内進組の定期テスト作成。平均点は恐らく下がるでしょう。進度が進めば(公立高校だったら2年次の文章に入っています)当然難易度は上がりますし、それと反比例するように学年全体の古文の勉強の総量が下がるからです。担当者私への「厭き」もあれば、高校生としての勉強そのものへの「あき(らめ?)」もあるでしょう。高1学年末の進路選択、高2冒頭のクラス替えなど、全体を賦活するイベント・出来事がこの先(第3回定期テストの後から)幾つか続きますが、それが始まる直前の、一番落ち込む時期なんじゃないかな。要するに、第3回定期テストが底だということ。その後に「二番底」が来る人は大抵が浪人です。

 お昼休みには外掃担当の生徒を呼んでテニスコートの掃除。本日は学校行事(中体連)の都合で高校生が5限授業(15時にSHRが終了)なので、15時からまた2時間の年休を取って、母君のお見舞いのために介護施設「I」まで自転車往復。回収した洗濯物を自宅で洗濯機に入れ、17時に学校に戻ったのは17時~18時の図書館監督(及び閉館作業)を担当するため。定期テスト一週間前から試験終了までは図書館の開館が延長(17時開館が18時に延長)になるのです。事務員の方は定時で退勤なので、その後の1時間は教員が持ち回りで。教員の退勤時刻が17時、生徒の下校完了時刻が18時というズレ・矛盾については時々呟くぐらいで、決して大事にしてはいけません。因みに、監督と言っても仕事自体は「ただ居るだけ」なので、机に座って自分の仕事、具体的に言えば先程完成した高1古文テストの解答欄を続く作業を。私、テストの解答用紙はB4の方眼紙に鉛筆・定規・消しゴムを使って手で書く方針を貫いています。PCに慣れないので、PCで解答欄を作ると生徒が解答するのにどのくらいの時間がかかるかの塩梅が解らないんですね。逆に、鉛筆で(1行1cm幅で)引きながら作ると、解答に要する時間は大体見当がつきます。こちらに慣れてしまったので、適当に設問を作った後で解答欄を作り始めて、解答用紙のスペースが余ったり足りなくなったりすることはほぼありません(20回作ったら1回くらいはあります)。

 夜は「もりき」で独酌。