「メメント・モリ」 楔外して歩き出せ

 小堀鴎一郎『死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者』読了、★★★★★。2019年日本エッセイスト・クラブ賞。355人の在宅患者を看取った訪問診療医による、種々のタイプの死の記録。私は家での看取りを放棄断念した家族ですので、最後の最後まで自宅で懸命の介助介護を務めた家族の在り方(ご家族も「死を生きた人びと」だと思います。私はこれが出来なかった)に見入ってしまいました。

 1限が国語の課題テスト出題。その後は採点業務ですが、現古漢合わせて100点、古文は僅か30点分だけの出題ですので採点・得点集計は「瞬殺」です(文字通りではなく何だかんだで5時間弱はかかりますが、定期テストに比べれば大したものではありません)。明日・明後日の授業で返却します。

 採点業務が終わるまで退勤しなかったら何だかんだで18時を大きく回ってしまい、帰宅入浴を終えたら19時過ぎだったので、街中まで出て19時オープンの小料理屋「A」へ。年始のご挨拶。軽く飲んでから、徒歩40分で帰宅。途中、K市で一番人気の(志村けん藤井フミヤが絶賛の)餃子屋「G」で焼き餃子を1枚だけ食べて帰りました。