踊れ 踊れ マツケン マツケン・マハラジャ

 Facebookで繋がっている大学時代の同級生(現在は中国の大学で教えておられます)が、日本のニュースで9月入学推進について政治家が発言している記事を引用して「阿呆過ぎる!」とお怒り。記事を斜め読みしたら、語るに落ちる発言がありまして、政治家さん、「これを機会に」って言っちゃってます。
 現在困っている児童生徒学生の学びを保証するための9月入学、ではなく、9月入学を正当化する口実のために児童生徒学生の現状を(恣意的に)切り取る、ぶっちゃけて言えばコロナ禍の不幸と混乱とを利用する。手段と目的との錯誤は多くの人が指摘するところとなる(実際になっている)でしょうから、当該の政治家さんたちもさぞ気をつけておられるだろうと思ったら「これを機会に」です。これ、このままテストの問題にしていいくらいですね。【手段・目的の錯誤が露呈した愚言を、記事から6字で抜き出せ】
 逆境を乗り越えることと逆境を利用することとは異なります。お堅い言い方なら「これを奇貨として」、砕けた言い方なら「ピンチをチャンスに」、こういう言い回しを見つけたら取り敢えず眉に唾をつける、程度のことは教えといていいかも知れませんね。論理じゃなくて倫理の話として。

 本日は職員会議と教務部会との梯子で午前中が蒸発、午後は授業のプリント準備と時間割変更案作成と。非常勤の先生方に学校再開後の予定をお伝えする連絡を回したり、時間差通学の6月は通常と時制が異なるのでそれを各教室に掲示する大きなポスターを作ったり、細々とした作業も積もって山に。

 5/21の「自粛御膳」。
 スープカレー・合鴨サラダ・小鉢2種。
 レトルト偉大、1袋700円の「北国の贈り物」スープカレー、滅茶苦茶美味しかった。4袋セットだったので2袋は事務嬢さん夫妻にプレゼントして、私は2袋。辛さはそうでもないんですが、スパイスの味わいといい箸でホロリの鶏肉(足1本丸ごと)の柔らかさといい、文句なしです。日本酒は頂き物の新潟「麒麟山」辛口、ドンズバな好みとは少しずれますが、今日のカレーとピクルス(事務嬢さんからの頂き物)とには合いました。因みに、「麒麟山」は、母方の祖父の名前である「麒麟」が入っているので贔屓目で見たくなってしまうお酒なのです。