大事なことはいつだって別れて初めて気がついた

 4時過ぎに起床、入浴後に書斎で書き物と仕事と。午前中に宅急便が届くのを待ちながら、夕食の準備もしてしまいました。夜は温泉湯豆腐に豚しゃぶなので、2段の重箱を準備して、1つには豚肉(トレイから移すだけ)、1つには野菜類(エリンギ・長ネギ・小松菜は切って並べるだけ。あと、〆にしゃぶしゃぶにする餃子の皮は袋から出すだけ)を。3連の小鉢には煮豆・コールスロー・卵焼きを入れ、ラップして冷蔵庫に。これで、夕ご飯の直前の準備は鍋に切った豆腐と温泉水とを入れるだけ(後はお酒の準備だけ)になりました。

 NY長期出張中(大丈夫なんかね)の55回生TくんとTwitterのやりとり。
 T「自粛御膳終了したら日本酒セラーは二次会宅飲み用として活躍するんですか?」
 私「かなぁ。仕切りの付け方次第で缶も瓶も自在に入れられるからねぇ。あんまり、家じゃ二次会とかしない人間だったんだけど……」
 T「家で二次会するなら外で二次会しますよねぇ」
 私「そうそう……って、たった今日本酒が6本届いた人間の言う台詞じゃないけど(瓶を並べた写真を添えて)。店かよ」
 というわけで、宅急便が到着したタイミングで出勤。

 職員室は私以外無人でマスクの必要がなく、2カ所の入り口と窓とを開放したら風通しも良くてクーラーをつけなくても快適です。日曜出勤で高2現代文の試験作成、何度か書いたことがありますがこの試験作成は大学時代のTQC東京大学クイズ研究会)でクイズの問題を作っている(考えている)時と同じ感覚、仕事兼趣味(私はプレイヤーではありませんが、クイズ作成者としては現役だと自認しています)。珈琲ブレイクでネットを開いたら「多忙で孤立 『壊れる教員たち』の過酷すぎる現実 若手が上司に相談できず1人ですべて抱え込む」というタイトルのニュースが(東洋経済ONLINE)。記事に出てきた月400時間労働というのは(特に高3現代文を担当している時は)よく経験するんですけれども(「当たり前のことだ」とは思っていません)、記事の中の元教員みたく部活動が理由だとかいう環境だったら私も「壊れる教員」に驀地(まっしぐら)でしょうね。

 というわけで、4時間ほどかけて問題・解答用紙の作成を終え、14時過ぎに徒歩で帰宅。途中、「梅の花」の直売所で湯豆腐用の豆腐を購入して、ディスカウントストアで生活用品を買い込みました。
 帰宅後に荷物を下ろしたらそのままお散歩。西鉄K駅まで15分歩いて先ずは「TULLY'S COFFEE」で読書。その後、スーパーマーケット・デパ地下・酒屋という3ヶ所を巡って明後日以降の「自粛御膳」の材料を買いそろえました(明日の夜は久しぶりの飲み会です)。酒屋では20年ぶりくらいに「すず音」を購入。今では「日本酒チャレンジ」みたいな企画でもない限り自分では買いませんが、大学時代(発売当初)にまっぴぃから教えてもらって「美味しい!」と思った時の記憶は今も鮮やかです。
 荷物が増えたのでタクシーで帰宅、入浴後に夕食の準備……は朝に殆ど終えていたのでものの5分で終わりました。

 6/28の「自粛御膳」。
 温泉湯豆腐・小鉢3種。
 日本酒は新潟「山間」、これで「やんま」と読みます。これを1杯飲んだ後で、開栓済みの「秀鳳」の夏酒へ。爽やかな日本酒はついつい飲み過ぎてしまうので注意が必要です(と、翌朝いつも思います)。録画した『サワコの朝大江千里回はNYの自宅からのリモート。ずっと救急車と地下鉄との音が聞こえているのが記憶に残りました(Tくんは大丈夫なんでしょうか)。その後は久しぶりの「鬼太郎チャレンジ」。