奇想天外 ハテナのブーメラン飛んでけ

 3時に目が覚めたので、そのまま書斎で仕事~入浴~仕事~宅急便受け取り、場所を職員室に変えて仕事、とやっている内に、12時半の段階で週明けまでのノルマが全て終了してしまいました。大体、8時間のデスクワークです。コロナ自粛で身体が楽を覚えて以来、身体が舎畜モードに入るのを時々嫌がるようになり、今日も何となく「もう仕事はいいかなぁ」という雰囲気に。
 こういう時は身体の意見に耳を傾けます。実際、例えば「7時起床後に8時間労働して気がついたら16時半だった」人が17時過ぎから早めの独酌を始めてもそうは非常識ではないのでは、と思うわけですよ。それを4時間前に倒した「だけ」ですからねぇ。

 というわけで、13時過ぎにK市街中は昼飲みの聖地、居酒屋「S」に突入。コロナ禍以来4ヶ月ぶりだったのですが、入った瞬間に顔なじみの店員さんから「随分久しぶりじゃないですか~?」と冗談めかした恨み節が飛び出しました。
 地下フロア中心部にあるカウンター席に座りました。11時オープンのこの店、100人は軽く入るキャパの8~9割方が埋まっているというのが私の知ってる日曜昼だったのですが、今日はカウンターには私一人、テーブル席にも3組、後は奥座敷に家族連れが1組。寂しいことこの上ない状態です。メニュー表と一緒に「37℃超立ち入りお断り」とか「2時間制」とか「料理取り分け禁止」とか、厳しい対策を促す表記が物々しく。ここの店、ちょっとでもセクハラめいた言動とか外国人店員さんに対する差別的な言動とかを取った客を絶対に許さない毅然とした雰囲気があるところ、好きなんです(正直、そういうのが自然に出てくる年代の客層が多そうに見えるのですが……というのが差別なのか)。
 ポテトサラダ、炙り〆鯖、鶏の素揚げ(名物)を肴にして、瓶ビール(390円の価格帯)1本、から日本酒をグラスで3杯。福島「飛露喜」(特別純米)、山形「惣邑」(純米吟醸)、福島「寫楽」U(純米酒 一回火入)。
 今回のコロナ禍の「日本酒チャレンジ」で、「飛露喜」と「寫楽」という(泣く子も黙る)2本を通販購入していないのは、わざわざ手を尽くして探さなくてもここに来たら飲めるというのを知っていたから。「飛露喜」は★★★、「寫楽」は記憶以上に美味しかったので★★★★。ここ、「而今」も普通に飲めますからね(正直、そういうのを好きそうな客層は少なそうに見えるのですが……というのが差別なのか)。
 昼飲みは酔わないので、自宅に戻ってからは読書の続き。橋本治の新書を途中まで。そして、待ってましたのRENA『本橋兄弟(3)』、★★★★★。

 2時間弱の仮眠を取って入浴、20時。
 7/12の「自粛お摘まみセット」。
 小鉢4種。巻き寿司2切れはHさんからの差し入れを切った物(明日は、母君にもお供えします)、それ以外の燻製・う巻きは「もりき」のテイクアウト。
 『サワコの朝』の録画を見ながら、缶ビールを1本だけ。後は少しだけ日本酒を飲みましたが、これは既に開いていた「悦 凱陣」です。「日本酒チャレンジ」はお昼に終わっていますからね。
 就寝22時。