空の色が以前ほど碧くなくなった

 それにしても、台風10号の進路予測、綺麗なカーブで見事にK市を荒らしてくれそうで。進路指導室のPCで初めて見た時に思わず「中山律子のボールじゃん!」と言ってしまったので、私と事務嬢さんとの間では「Ritsuko」と呼ばれています。
 出勤時に立ち寄ったセブンイレブンからも、退勤時に立ち寄ったディスカウントショップからも、ミネラルウォーターが綺麗さっぱり消えていました。買い占めが始まっています。パンも無ければカップ麺も無ければ電池も無ければ……。水については、ディスカウントショップの方で海外の高いやつが1本だけ残っていましたのでそれを買いました(1.5リットルで200円くらい)。私は独り暮らしですので、買い溜めが必要な訳ではありません。ただ、終日引きこもるであろう9/7(月)は母君のお誕生日なので、お供えするケーキをどうするかは要思案。
 因みに、今日と明日との夕食はどちらも外にします。これはサボりが半分ですが、冷蔵庫のストックを減らしたくないという理由も半分あります。一応、停電に備えて、2リットルのペットボトルに水道水を入れたものを4本、冷凍庫の中に入れています。
 ベテランの先生から「えっ、『リンゴ台風』の時、小学生だったの!?」と驚かれた私は、最若手先生の「『リンゴ台風』って、なんか可愛いですね」という言葉に「えっ!?」と驚かされました。

 ゲシュタルト崩壊が登場する小説と言えば、夏目漱石『門』、中島敦「文字禍」、倉阪鬼一郎『文字禍の館』、川上未映子『乳と卵』……他に何か読んだかしら。
 というわけで、本当は水曜に授業をする筈だったのですが台風9号が吹き飛ばしてくれたので、今日が高2現代文の中島敦「文字禍」の初回授業。コロナ禍で生徒録音が出来ず(録音室が「密」なので)私が範読をしなくてはならないのですが小説を読むのはちと恥ずかしい、ですが好き好き大好き超愛してる作品なので何とか耐えましょう。教わる生徒の側からしたら「これ、評論の授業じゃね?」という感じかも知れませんが、感受性に乏しい教員が担当するとこうなるのです、ごめんね。

 9/4は「自粛御膳」を中止して、居酒屋「もりき」にて独酌。
 おつき・サンマ刺し・ぶっかけ蕎麦。日本酒は福島「三春 五万石」(純米吟醸)、大阪「秋鹿」(純米吟醸 ひやおろし)。マスターが「秋鹿」を入れるというのは意外でした。