東瀛の客

 例年なら上京旅行(命の洗濯じゃぶじゃぶ)以外は土日も含めて毎日学校に行くというのが私流の「日常性の維持」なのですが、今年度は3月から6月のコロナ休校(国を挙げての、巧遅に劣る拙速)の影響で休み癖がついてしまっています。今日も、月曜朝までのノルマを昨日の段階で終わらせ(残業PC作業を今朝の書斎で少しだけ)、出勤は無しです。

 朝は書斎で机作業と書き物と。自宅徒歩10分の「コナズ珈琲」(1ヶ月前に使えたカウンター席は現在使用中止になっていました)で珈琲読書の後、隣のスーパーマーケットで食料品買い出し。
 養老孟司伊集院光『世間とズレちゃうのはしょうがない』読了、★★★★。

 帰宅後に入浴、Hさんから頼まれた刺身コチュジャンを作りました。カンパチ・サーモン・マグロ・烏賊素麺、白髪ネギ・カイワレ、白ごま。持ち込みの日本酒(私の「日本酒チャレンジ」用)は広島「富久長」(白麹純米 Bubble Shell Lovers)で、これは小瓶のスパークリング。日本酒を飲めるのが私とHさんとだけ(残るお二人、事務嬢さんご夫妻は日本酒NG)なので、乾杯グラス用です。

 ・小鉢4種(茸ホイル焼き・サバ塩焼き・だし奴・豆腐味噌漬け)
 ・蟹ボイル
 ・鶏と筍煮付け
 ・昆布巻き(鰊・サーモン)
 ・刺身コチュジャン
 ・小松菜と油揚煮浸し
 ・おにぎり
 ・千枚漬
 ・胡瓜漬け2種(糠漬け・浅漬け)

 4人のホームパーティーなのに、6人掛けの炬燵に料理が乗りきらない。Hさんちにお呼ばれですから2~3㎏増は覚悟の上でしたけれどもそれにしても。しかも、上記を全て平らげた後に、

 ・豚とキャベツのしゃぶしゃぶ鍋

 が来るわけですよ。そんなのどう考えたって4人の1食分じゃ無かろうという話ですが、それもそのはず昼夜2食分だからというのが種明かしで、15時に「乾杯!」したホームパーティーは何と23時まで!(私は途中でギブを出して22時に帰宅しましたが) 正気の沙汰かよと。

 私とHさん・事務嬢さんは完全に「飲み友達」ですが、事務嬢さんのパートナー氏はHさんとは事実上の初対面、ですけれどもそんなのはグラス1杯で関係なくなるのがHさんの凄いところで人間関係構築における切り込み方は最早剣豪。
 私は、最年少且つホストH家の一員としてちょこまかと動き、ご夫妻のお酒をサーブしたり適宜小皿を洗ったり、片道2分で自宅まで往復してBGMの準備(筒美京平の全集)をしたり。でもって、Hさんと2人で一升と言わず日本酒を空けました(ま、7時間ですからねぇ)。前に持ち込んで余ってた秋田「花邑」を空にして、Hさんが買っていた佐賀「松浦一」の4合瓶を空けて、その後は山口「獺祭」だったかな(記憶があやふや)。