り~ぼ~ぱなぱな か~わ~へ ぴっとんへべへべ

 書籍2件。
 まっぴぃご推薦の本、内山淳一『めでたしめずらし 瑞獣珍獣』。帯に「四神・麒麟鳳凰から、ゾウ・ラクダ・ヒクイドリ・人魚まで」とある通り、瑞獣珍獣35種をモチーフにした和漢の絵画・工芸作品240点を集めた大判の力作。職員室に置いておいたら、「瑞獣って何?」(寮監長地理先生)、「少しだけ見せて頂いても……」(職員室付事務員さん)等々、ここまで教職員の目を引いたのは初かも。「めでたしめずらし」の看板に偽り無しです(担任を持っていたら必ず学級文庫に入れたでしょう)。
 中村雄二郎『術語集』の中にあった「制度」の章を授業資料に配ろうとしたら、私は全て卒業生に贈ったタイミングで在庫切れ、図書館や学級文庫からも誰かが持ち出しており(返って来ないかも知れません)、国語科の先生何人かに伺ったら「自宅にある」というお返事。結局、国語科の先輩お一人が机の中にお持ちで助かりましたが、このレベルの本が学校内に複数冊無いというのは明らかな非常事態、直ぐに何冊か買い足します。

 本日は授業が無く(高3文系漢文が理科への振り替えで無くなりました)、半ドン13時までを机仕事で埋め、放課後は街に出て買い物他。途中立ち寄った喫茶店で読み始めた内田樹先生の『日本習合論』が良。
 自宅に戻ってお風呂を湧かしている間、先日届いた人間ドック(12/15に半日で予約しています)の案内書や誓約書に目を通してサイン。初めて知ったのですが、採便をして持っていかないといけないんですね。ドック前日以降の2回分、針の先ほどを専用のケースに入れて持っていくそうなのですが、前日に採便したものは冷暗所で保管というのに目を丸くしてしまいました。ずばり冷蔵庫にというご指示ですけれども、全力で言いたい「やなこった!」

 12/05は「自粛御膳」をお休み、63回生Iくん(九大法院)・Mくん(九大医)と居酒屋「もりき」の鴨コースを。燻製と胡桃和えの小鉢、刺身3点、鴨葱焼き、つみれ鍋(〆の蕎麦)、のフルコースで6000円。シベリアから有明海への渡りの鴨は毎度ですが絶品、口コミ(ネット)で評判が広がっていて、小上がり(6人)もカウンター(我々3人・別に2人)も満席で全員が鴨のコースでした。この時期は殆ど鴨料理屋の様相です。
 Iくんは来年度まで学生(再来年度に司法試験)、Mくんは来年4月から福岡市のドーム近くの病院で呼吸器内科の研修医(予定)。最近「いつメン」化しつつある3人、今日は「忘年会」でしたが「新年会」は(卒業生2人のお勉強の都合で)暫くお預け、次はMくんの国試合格祝いですね!
 マスターにお願いして「日本酒チャレンジ」用に持ち込んだのは、愛媛「銀河鉄道」(純米大吟醸)。1合瓶ですが配送料金まで含めたらなまじの蔵の4合瓶以上の値段、知る限り最も値の張る酒の一つです。熟成酒を冷凍しているお酒は、冷凍庫から出して半解凍シャリシャリ状態を楽しむ様式、乾杯前のジョーク酒として我々3人とマスターとでシェアしました。何事も経験。

 ご時世柄1軒で解散。Iくんからお土産にコーヒー豆(挽いた状態)を頂いたので、STAY HOMEを充実させるべく、明日コーヒーメーカーを買いに行きます。
 あと、Mくんの4月からの勤務予定の病院がドーム近くだと書きましたが、私そのドームの名前が最近(?)新しいものになっていたというのを今日2人に教えて貰うまで知らず、そのネーミングのあまりの血痰っぷりに訊いた瞬間「ペペペペペペペペペペ!」と半ば絶叫してしまいました。馬鹿輪ゲートウェイを軽やかに超えとるな。