はっきりしなさい 好きか嫌いかはっきりしなさい

 担任を務めた63回生我らA組文系(男クラ!)出身、読書家バンドマンのMくんが光文社に就職したことを、別の卒業生からの情報で。丁度、知恵の森文庫の加東大介南の島に雪が降る』(戦中南方生活の記録)を読んでいたところで、思わず表紙の絵(南方生活を描いたスタジオジブリによるもの)を眺めて「へぇ、Mくん、ここに行くのね」と呟いてしまいました(出版社が戦場だと言っているわけではないです)。会社のHPに彼が書いた文章がアップされていたので、就職御目出度うメールに「読んだよ~」と書いて送信しました。
 好きを仕事にすること、私は賛成です。

 2時半起床、書斎で文系東大特講の添削を4時間(途中、入浴を30分)。母君のお供えを出して、少しだけ炊事をやって、タクシーで出勤。7時過ぎに学校入りして、1時間程添削・集計の残りを。何とか朝のSHRで43枚を返却することができました(やはり、添削には6時間ちょっとかかりました)。今年度を含めて過去に7回高3を担当して、間に合わなかったことは無いのですが、ギリギリになることはしょっちゅう。時限爆弾を残り1秒で止めるようなもんです。昨日、授業を6コマ受けた後の放課後に更に加えて初の120字記述を解かされたお生徒さんたちは困憊の様子でしたが、翌未明にそれをガシガシ添削する私も(こっちは慣れてるとは言え)ちょっとは大変なのです。お互いがお互いを苦しめるこの関係を、私は「SS(エスエス)」と呼びます(by羽田圭介)。

 1~3限が授業で、これは昨日と同じ近藤譲のセンター演習。授業準備の後、昼休みに生徒面談があって、その後14時から年休を取りました。市内の酒屋・惣菜屋・スーパー・書店・ドラッグストアを回る本格的な買い出しを。

 6/3の「自粛御膳」。
 ローストビーフサラダ・納豆キムチユッケ・鯖南蛮・分葱ワカメぬた・野菜酢漬け・小鉢4種・杏仁豆腐。
 370蔵目・徳島「鳴門鯛」(純米原酒 水ト米)。
 小鉢の南瓜はHさんから。杏仁豆腐はまさかの手作り(今日の日記の朝についての記述「少しだけ炊事」はこれです)、牛乳とアマレットリキュールとを固めているのでデザートですが酔える酒肴……じゃない、趣向になっております。