時計ばかりが やけに真面目に 働いてるじゃん

 竹内佐千子『沼の中で不惑を迎えます。 輝くな! アラフォーおっかけレズビアン!』読了、★★★★。
 相沢沙呼『invert 城塚翡翠倒叙集』読了、★★★★。私も『古畑』は大好きですし確かに面白かったんですけれども、色々「圧」が強くてちょっと読み疲れ(ミステリから離れて幾星霜のオッサンにはこの花束は持ち重りがしました)。

 本日は気合いを入れ直して真面目に仕事……なんですけれども、明日からはまた1泊2日で佐賀の古湯温泉に旅行に行きます。
 1限、文系東大現代文の授業、教材は06年文系の宮沢康人。文系用問題とは言え、解かせて解説となったらとてもとても50分には収まりきらず、仕方が無いので1限を5分前に始めて5分オーバーして終わることにしていますが60分でもかなりキツイ(というかほぼ無理筋)。その後、2~4限の時間を使って添削をガシガシ、帰りのSHRで40枚を返却します。

 昼休みに絡めて一旦帰宅、入浴・家事その他。18時の特講終わりに帰ったら、直ぐに「かしゃぷしゅ~」出来るように総てを調えておくのです。
 『サザエさん』の収録現場が映ると知って『99人の壁』(最終回?)を録画予約したら、番組表の中に『MUSIC FAIR』の森山良子55周年と『世界ふしぎ発見!』の平等院特集とが目に入って予約。油断するとTVっ子に還ってしまいます。

 15時半までに学校に戻り、16時からは理系東大現代文(こちらは特講)。今日は、89年の高橋裕『都市と水』です。ここから始まる、89年~00年~04年~10年~09年、という5題の流れは私には美しい。67回生までの現代文では、この09年(原研哉『白』)を特講の最終回に据えていたのですが、今回の70回生から、更にそこに続けて3回(3年)分を加えることにしています(15年~17年、この流れの美しさも見事なんです)。

 9/25の「自粛御膳」。
 鮭塩焼き・魚南蛮漬け・トマトツナマリネ・野菜酢漬け・春雨サラダ・小鉢6種。
 440蔵目・長野「井筒長」(特別純米酒)。
 東大特講は89年の「高橋裕」で、帰宅後の「自粛御膳」のトマトツナマリネは「リュウジ」お兄さんの最新レシピ、流石大酒飲みの考案で好みにどストライクです。独酌読書の「内田樹」から、TVに移って録画の「森山良子」→「布施明」(ともに55周年)とハシゴ。固有名詞5人に全部「沼」ってるんで、これはもう地獄巡りの様相です。ふらふら。