ニチョウメノ ニスケサン ニノジガヒライテ

 稲空穂『特別じゃない日』読了、★★★。

 本日、年休。朝からタクシーでF校親玉大学病院へ向かいます。11月に訪問したうきはの一ノ瀬焼きを以前紹介して下さった運転手さんで、焼き物祭の話で盛り上がりました。一年ぶりの人間ドック、2年連続二度目なので緊張はありません(胃カメラ以外は)。

 8時30分ぴったりに待機部屋に案内。去年は半日コースは一日2人が限界だと言われたのですが、今回は私以外に3人の男性がいらっしゃいました(全員、人生の大ベテラン)。
 申し込み用紙と採便してきた(2回分)袋とを看護師の方にお渡しし、先ずは身体測定。身長は昨年と変わらず。体重は1㎏減でしたが、体脂肪率が3%も上がっていました。コロナ太り。
 採血・聴力・視力・レントゲン・心電図……と、昨年に続いて「ドックの患者はファストパス状態」、10時過ぎには一通り終わってしまいました(コロナの影響で、肺活量の検査は無くなっています)。
 
 人生二度目の胃カメラ(喉から)は、何も知らずに気軽にベッドに上がった前回より今回の方が(どんな目に遭うか分かってるだけに)ビクビクもので。
 粘性の強い養命酒みたいな喉麻酔薬を飲まされてからベッドに横たわり、左肩を下にして横向き。予め医師・看護師のお二方に「去年もやっているので、何が起こるかは分かります。余所様より嘔吐(えず)くと思います」と宣言しておきました。経口内視鏡(エンドレスな太マカロニにわざわざ「10・20・30~」と10cm刻みの数値記載)を突っ込まれた瞬間からゲェゲェと餌付く私に、「ホントだ、嘔吐きますねぇ。でも大丈夫ですよ、胃は綺麗で~す」と去年同様ノリが軽い医者、その軽さで去年と同じ人だと気づきました。「去年一生分嘔吐いたと言ったんですけど、今日で来世の分も嘔吐きました」と去り際に人間転生宣言。

 全ての検査が終わった後、去年と同じドック担当の先生からお話を伺いました。去年同様、肝脂肪やγ-gtpの値が「少し」心配なので経過観察ですかね~、くらいの「叱られ」で済みました。ただ、どちらの数値も去年よりは少し(ほんの少し)だけ良い方に転がっていたので満足。何しろ、去年の「悪あが期」は7日、今年のそれは5日間と長さが減っていたのにその数値だったのですから。
 2年連続、腫瘍マーカーの検査は異常無し。

 今夜は飲む、けれどもその前にプティ打ち上げ。好物ですが年に1、2回しか食べない(←冨永愛気取り)「ミスタードーナツ」のエンゼルフレンチ西鉄K駅にて。その後、13時予約の行きつけ「G」で散髪。同じ年のワンオペ店長Kさんと駄弁りながら一時間弱。
 その後はタクシーで学校に入り机仕事。年休を出しているので堂々の私服です。

 12/16は「自粛御膳」をお休み、居酒屋「もりき」で100時間ぶりのお酒。
 三重「半蔵」~栃木「鳳凰美田」~秋田「雪の茅舎」~山形「天久」~島根「王祿」。
 「秋味」(「もりき」夏の定番ですが、今年はコロナ店仕舞いの影響でまだ売れ残っています)からの日本酒5蔵。いつもと違って食べたものを書いていないのは、刺身のネタが何だったのかの答えが酒霧に遮られて見えなくなってるから。帰宅後に飲み直したの(瓶ビール)が敗因ですかね。